池江璃花子が仏遠征から帰国「違う環境よかった」

遠征先のフランスから帰国した池江璃花子(撮影・益田一弘)

 競泳女子の池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が7日、遠征先のフランスから帰国した。現地で出場した国際大会では50メートル自由形で、自身が持つ日本記録に0秒10と迫る24秒58で優勝した。

 2月のコナミオープンでは同種目で初めて息継ぎなし(ノーブレス)で泳ぎ切って、日本新記録を樹立した。フランスでも、レース中に「呼吸しなくてもいけるかも」と、ノーブレスが頭をよぎったが、いつも通りに1回だけ息継ぎを入れたという。

 「タイムを見て(日本記録に)0秒10足りなかったので“あ、呼吸しなければ”と思いました」とちょっぴり苦笑いで振り返った。それでも「(日本と)違う環境でできたのはよかったです」と話していた。