長崎が滋賀に完勝「江村で勝負の展開うまくいった」

第3Q、相手をかわしてゴールを奪う長崎の江村優有(中央)

<バスケットボール:JX-ENEOS第30回都道府県対抗ジュニア大会・長崎73-47滋賀>◇第2日◇29日◇女子決勝トーナメント1回戦◇東京体育館◇日刊スポーツ新聞社後援

 前回準優勝の長崎が力の差を見せ、73-47で滋賀に完勝した。

 長崎は昨年の準Vメンバーでベスト5にも選ばれた江村優有(佐世保市立広田中2年)が、ドライブシュートや、立て続けに相手反則を誘ってフリースローを決め、付け入るスキを与えなかった。

 早崎孝一コーチ(53)は「ディフェンスを強くやってからの速攻で、江村で勝負の展開がうまくいった」と狙い通りの結果に満足した様子。それでも準々決勝の兵庫戦については「江村へのマークもきつくなる。どうカバーしていくかが大事」と他のメンバーの活躍を期待していた。