リオ銅の近藤亜美2連覇、永瀬貴規4連覇 柔道

48キロ級で優勝し応援席に手を振る近藤(撮影・鈴木正人)

<柔道:世界選手権代表最終選考会兼全日本選抜体重別選手権>◇2日◇福岡国際センター◇男女計7階級

 女子48キロ級はリオデジャネイロ五輪銅メダルの近藤亜美(三井住友海上)が決勝で渡名喜風南(帝京大)に大外刈りで一本勝ちし、2年連続3度目の優勝を果たした。

 女子52キロ級は志々目愛(了徳寺学園職)が初優勝。16歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)は準決勝で敗れた。

 男子81キロ級はリオ五輪銅メダルの永瀬貴規(旭化成)が4連覇を達成。同90キロ級でリオ五輪金メダルのベイカー茉秋(日本中央競馬会)は1回戦で右肩を痛め、試合中に棄権した。向翔一郎(日大)が初制覇。