池江璃花子が史上初の5冠「達成感でいっぱい」

57秒39で優勝し今大会5冠を達成する池江(撮影・清水貴仁)

<競泳:日本選手権>◇最終日◇16日◇名古屋市ガイシプラザ◇女子100メートルバタフライ決勝

 池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が女子史上初の「5冠」を達成した。女子100メートルバタフライを57秒39で制し、出場5種目すべてに優勝した。

 池江は「本当に達成感でいっぱいです。全体的に記録は自己ベストも出なかったし悔しいけど、初めて5冠できてよかったと思います」と話した。

 池江は大会第1日に50メートルバタフライ、第2日に200メートル自由形、第3日に100メートル自由形、最終日に50メートル自由形と100メートルバタフライで優勝した。世界選手権代表入りも決めている。

 ◆世界選手権代表選考方法 個人種目は今大会の決勝で日本水連が定めた標準記録を突破して2位以内なら代表に決定する。