新井千鶴が初V、日本14年ぶり制覇 梅木真美は銀

<柔道:世界選手権>◇第5日◇1日◇ブダペスト

 男女計3階級が行われ、女子70キロ級は23歳の新井千鶴(三井住友海上)が初優勝を果たした。準決勝でリオデジャネイロ五輪2位のジュリ・アルベアル(コロンビア)、決勝はマリア・ペレス(プエルトリコ)を破った。この階級では2003年の上野雅恵以来、14年ぶりの優勝。

 女子78キロ級は前回大会覇者の梅木真美(ALSOK)が決勝でリオ五輪3位のマイラ・アギアル(ブラジル)に延長の末、優勢負けで銀メダル。佐藤瑠香(コマツ)は準決勝でアギアルに敗れ、3位決定戦も負けて5位だった。

 日本が選手派遣を見送った男子90キロ級はネマニャ・マイドフがセルビア選手として初の世界選手権優勝を果たした。男女の11階級が終わり日本は6階級を制覇。獲得メダルは計10個となった。