白井総合暫定4位「航平さん安心して上から見て」

男子予選 跳馬の演技をする白井(共同)

 男子予選で日本代表は3班で演技し、個人総合で白井健三(21=日体大)が6種目合計85・697点で暫定4位につけた。3日の最終4班の結果で順位が確定する。上位8人(各国・地域最大2人)が決勝に進む種目別では白井が床運動と跳馬でトップ、安里圭亮(相好ク)が跳馬で3位、宮地秀享(茗渓ク)が鉄棒で6位、谷川航(順大)が平行棒で10位。亀山耕平(徳洲会)はあん馬で16位だった。個人総合、種目別の決勝は予選の得点を持ち越さない。

 次代のエースを目指す白井が個人総合でメダルの期待が膨らむ演技を見せた。有力選手がほぼ出そろった3班までを終え、リオデジャネイロ五輪2位のベルニャエフ(ウクライナ)を上回る4位。「世界一(全6種目を)通している自信がある。練習通りが出せた」と驚きはなかった。

 跳馬で「シライ/キム・ヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」の着地を止めて15・233点をたたき出すと、床運動では驚異的な構成で全体トップの15・766点。得意種目で他を圧倒するだけでなく、平行棒では内村を上回る14・666点を出し、総合力の進化を世界にアピールした。

 内村の途中棄権に「僕も悔しくないと言えばうそになるが、今まで頼ってきた先輩。航平さんには安心して上から見ていてほしい」と言った。5日(日本時間6日午前)の個人総合決勝で、表彰台を狙う。