【北京5日=松本航】フィギュアスケート女子の本田真凜(16=大阪・関大高)が18年平昌五輪出場に向けた急造プランを明かした。グランプリ(GP)シリーズ2戦目で5位となった中国杯のフリーから一夜明け、全日本選手権(12月21日開幕、東京)前にローカル大会に出場し場数を踏む意向を示した。
激動の2週間で、本田は自らの立ち位置を確認した。ライバルとなる2位樋口、4位三原に先を行かれた直接対決が終わり、次は12月の全日本選手権に照準を合わせた。約1カ月半後の大一番へ、考えた作戦は「地方の大会に出たい」。具体的な大会名は「まだなくて、今すごく申し込みを頑張っています」と未定としたが、場数を踏んで万全を期す考えだ。
5位に終わった前週のスケートカナダと合わせ、2大会合計ポイントの上位6人が進むGPファイナル(12月、名古屋)出場は現時点では難しい状況だ。その現実を受け止め、「昨日(4日)考えました」と明かした。ローカル大会出場の利点の1つは、まだ実戦で2回しか滑っていないSP「ザ・ギビング」への順応。加えて「フリーも試合だとリカバリーを計算しながらの演技になる」とジャンプ失敗時の構成変更に対応するためだ。
「嫌い」と公言するスピンや、ステップに関しては「取りこぼしがなくなる練習をしたい」と自らにムチを入れた。「諦めることはすぐできることですが、今諦めたら自分の夢は『かなう』『かなわない』の前に終わってしまう」。目標の五輪へ、限られた時間を無駄にしない。