日本黒星スタート、フィリピンに惜敗 アジア予選

日本対フィリピン 富樫勇樹(中央)は敗戦を悔しがりながら引き揚げる。左は太田、右は張本(撮影・山崎安昭)

 B組で世界ランキング50位の日本は同30位のフィリピンに71-77で競り負け、黒星スタートとなった。

 日本は10-18の第2クオーターに比江島(三河)を中心に追い上げ、後半に一時はリードを奪った。だが4点を追って迎えた第4クオーターに、精度が増した相手の攻撃を防ぎきれなかった。

 アジア1次予選は16チームが4組に分かれてホームアンドアウェー方式で対戦、各組上位3チームが2次予選に進む。日本はフィリピンのほか、世界9位のオーストラリア、同57位の台湾と同組で、27日にアデレードでオーストラリアと戦う。

 20年東京五輪の開催国枠を確保できていない日本は、W杯など国際大会で実績を残すことが必要とされる。