10歳差の遠藤大由、渡辺勇大組初V「最高に幸せ」

 男子ダブルスで、リオデジャネイロ五輪8強の遠藤大由(30)と、渡辺勇大(20=ともに日本ユニシス)の10歳差ペアが初優勝を果たした。

 小林、保木組(トナミ運輸)相手に21-19を先取した後、19-21と並ばれたが、ファイナルゲームは息の合ったコンビネーションで21-5と圧倒した。全種目通じ初優勝の渡辺は「最高に幸せ」。過去に男子ダブルス3度優勝の遠藤は「予想外。実感がないです」としながらも、「(帰って)プレモル(プレミアムモルツ)です」と、ビールでの祝杯を楽しみにした。

 本格始動は昨年11月。リオ五輪後引退した早川賢一(現日本ユニシスコーチ)とともに五輪や世界選手権などを経験してきた遠藤が、10歳下の渡辺に男子ダブルスの技術を伝授してきた。だが、コンビネーションを磨きつつあった今年6月に渡辺の腰痛が悪化。だましだましで8月の世界選手権には出たが、2回戦敗退。調整不足で出場した11月の中国オープンでも初戦でストレート負け。渡辺の腰の痛みが消え、本格的な練習を積めるようになったのは約2週間前からだった。「まさか優勝できるとは思わなかった」と遠藤。無欲の勝利だった。

 結成から1年。渡辺は「どんどん強くなっていったけど、(ケガで)また戻ってしまった」と悔しそうに振り返る。遠藤も「まだまだレベルが低い」と満足はない。目標とする3年後の東京五輪に向け、ここから上昇する。