男子は半数が山形中央出身 Sスケート平昌五輪代表

スピードスケートの平昌冬季五輪代表に選ばれ、記者会見でポーズをとる選手。前列左から菊池彩花、佐藤綾乃、高木菜那、高木美帆、小平奈緒、郷亜里砂、神谷衣理那、押切美沙紀。後列左から土屋良輔、一戸誠太郎、中村奨太、ウイリアムソン師円、長谷川翼、加藤条治、山中大地、小田卓朗(共同)

 日本スケート連盟は30日、男女各8人の平昌(ピョンチャン)五輪代表を発表した。

 男子は加藤条治、小田卓朗、ウイリアムソン師円、一戸誠太郎と山形中央高出身者が代表8人の半数を占めた。同校の椿央監督は「すごいこと。それぞれが卒業してからも頑張った結果」と教え子たちの活躍に誇らしげだった。

 最年長32歳の加藤は2006年トリノ大会から4大会連続出場となる。前回ソチ大会後から膝の痛みに苦しみながら手にした五輪切符に「今回は結構、際どい戦いだった。今までよりもほっとしている」と胸をなで下ろした。