堀島行真 五輪金メダリストを撃破、北京でリベンジ

優勝した堀島のエア(共同)

 男子で平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の堀島行真(20=中京大)がW杯3連勝を果たした。今季、通算ともに3勝目。堀島は決勝で五輪金メダルのミカエル・キングズベリー(カナダ)を破った。2位のキングズベリーは種目別7連覇を決めた。五輪銅メダルの原大智(日大)は右太もも痛のため棄権した。

 連日の五輪王者撃破で、一皮むけたことをアピールした。堀島は平昌五輪の失意から立ち直って自国のW杯で2連勝。「簡単には勝たせてもらえなかったが、自分の滑りで相手に全力でチャレンジできた」とかみしめるように言った。

 キングズベリーと対戦した決勝はターンを採点する審判員4人、エアの審判員2人の全員が堀島を3-2で支持し、タイム点でも上回って21-14の完勝だった。「板が多少暴れてもいいから、スピードを重視した」と言うが、しっかりと板の中央に乗って押さえ込み、切れのあるターンを刻んで先着した。第1エアではキングズベリーよりも難しい技を決めた。非五輪種目のデュアルモーグルだが、王者を破ったことで自信もよみがえった。

 17年世界選手権覇者として臨んだ平昌五輪で11位に沈んだ。その後、日本チームの城コーチに「絶対王者と呼ばれるようになって(22年)北京五輪に行きます」と誓った。

 キングズベリーは14年ソチ五輪で2位に敗れた後、W杯の種目別優勝を続けて平昌で金メダルを勝ち取った。その姿を見て「ぱっと五輪に行っても金メダルは取れない」と痛感しただけに、これぐらいでは満足できない。「気持ちはいつもチャレンジャー」と今後も攻めの姿勢を貫く。

 【男子】▽デュアルモーグル

(1)堀島行真(中京大)(2)キングズベリー(カナダ)(3)レイヘルド(カザフスタン)(6)藤木豪心(立命大)=準々決勝敗退(7)遠藤尚(忍建設)=準々決勝敗退(15)四方元幾(愛知工大)=1回戦敗退 (20)西伸幸(マンマーノフーズ)=予選敗退 (32)渡辺大晴(龍谷大)=予選敗退