平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(29=北野建設)が5位に入った。前半飛躍(ヒルサイズ=HS130メートル)で130・5メートルの142・3点で首位に立ったが、2位に20秒差をつけてスタートした後半距離(10キロ)で順位を落とした。7戦連続の表彰台を逃したが「これが五輪なら惨敗みたいな感じになるだろうけど、こういうときもあるのがW杯」と落胆の色はなかった。
平昌五輪は直前に左肋骨(ろっこつ)を骨折し、万全の状態で臨めなかった。大会中も「錠剤は飲んでいた」と痛み止めを服用。ただ、自らはけがを公表することなく、個人ノーマルヒルで2大会連続の銀メダルを獲得した。
金メダルを取れなかった悔しさを引きずってはいない。「今は(痛み止めは)飲んでいない。走りの内容自体は五輪よりも良くなっている」と明るい表情で話す。もう1つの大きな目標であるW杯個人総合優勝に向け、モチベーションは高い。


