紀平「ぼーっとして」心整わず転倒で出遅れ

女子SPの演技後、頭に手をやる紀平梨花(共同)

 女子で期待の紀平梨花(関大KFSC)はSPの朝から違和感を覚えていた。「いつものできる時と心の感じが違った。ぼーっとして体が動いていなかった」。1月に左手薬指を骨折し、実戦を離れていたことも影響し「リンクに入って緊張がどわっと出た」という。得点源の2連続3回転ジャンプで2つ目が回転不足となって転倒。強敵のロシア勢に引き離された。

 気持ちが整わずに出遅れたが、フリーは大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度も組み込む攻撃的な構成だ。「もっと自分にプレッシャーをかけて、絶対にノーミスでやりたい」とねじを巻き直した。