JOC理事「傷害事件のような」悪質タックル撲滅を

6日の日大―関学大戦の第1Q、ボールを投げ終わった関学大QBの背後から、日大DLが悪質なタックルを仕掛ける(関学大提供、写真は一部加工)

 日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部会が15日、都内で開催された。アメリカンフットボールの「悪質タックル」を例に挙げて、フェアプレーの徹底をあらためて再確認した。

 国内競技団体の代表者71人が集結した会の冒頭で、平岡専務理事が「アメリカンフットボールでルールを無視した、傷害事件のようなものが起きました。ルールに基づいて競技がある。これは絶対条件です!」と強い口調で訴えかけた。その上で「人間力なくして、競技力向上なし。勝てばいいというものじゃありません」と訴えかけていた。