A東京田中「集大成」千葉富樫「我慢」決勝へ抱負

Bリーグ決勝前日会見に臨んだ、左からA東京田中、正中、パビチェビッチ監督、千葉大野監督、小野、富樫(撮影・戸田月菜)

 男子プロバスケットBリーグのチャンピオンシップ(CS)決勝前日会見が行われ、アルバルク東京のエース田中大貴(26)は「うち(A東京)らしい激しいディフェンスの集大成。オフェンス能力の高い千葉を相手にいいディフェンスを見せられたら」と自信をのぞかせた。今季レギュラーシーズンでの千葉ジェッツとの対戦成績は4勝2敗と勝ち越している。「40分間での激しさでは確実に千葉を上回りたい」と頼もしく言った。

 一方千葉の司令塔富樫勇樹(24)は「ディフェンスの良いチームに対して、自分たちのオフェンスがうまくいかない時間でも集中を切らさずにやり続ければ、オフェンスのリズムが来る。我慢すること」と引き締めた。