<テニス:全仏オープン>◇8日◇パリ・ローランギャロス◇女子ダブルス準決勝
全仏オープンで女子ダブルスの穂積絵莉(24=橋本総業)と二宮真琴(24=橋本総業)組が、日本女子ペアとして4大大会初の決勝進出を果たした。
準決勝でチャンハオチン(台湾)ヤンザオシャン(中国)組に2-0と快勝。02年杉山愛、藤原里華以来、16年ぶりのベスト4に進出した2人は、この日も息の合った多彩な攻めを見せ、相手ペアを寄せ付けなかった。
穂積 喜びで胸一杯で実感がわかない。自分たちらしいプレーができた。
二宮 最後、手が震えかけた。最後ショットが入ってほっとした。
過去の4大大会で、日本女子はダブルスで12回、決勝に進んでいたが、すべて外国選手とのペアだった。最後は09年全豪で、杉山愛がハンチュコバと組んで準優勝。ちなみに日本男子同士のペアでは、33年ウィンブルドンで佐藤次郎、布井良助組が準優勝、55年全米で宮城淳、加茂公成組が優勝を飾っている。
今回の躍進。日本テニス協会の強化の成果でもある。13年に、元カナダ・デビス杯監督で、現英国協会のコーチでもあるルイ・カイエ氏を招へい。協会の指導者に、ダブルスだけに特化した講義と実戦を行った。
4大大会優勝を目の前にした2人。穂積は「ここまできたら勝って勝者で終わりたい」と言えば、二宮も「最後は笑顔で終わりたい」と4大大会制覇を宣言した。20年東京オリンピックへ、錦織圭だけでなく、女子ダブルスの穂積、二宮組も期待の星になりそうだ。