<パリ五輪予選/男子W杯バレー:日本3-0トルコ>◇プールB◇4日◇東京・代々木第1体育館
世界ランキング5位の日本が、同15位の難敵トルコに3-0でストレート勝ちした。高橋藍(22=日体大)がチーム3位の11得点、同2位の7ディグと攻守に存在感を発揮。「非常にいい戦いができた」と納得の表情を見せた。
開幕フィンランド戦は辛くも3-2で勝ち、第2戦はエジプトに2-0からの2-3と大逆転負け。不完全燃焼の思いを、試合を追うごとに晴らしている高橋は「最初の2戦、厳しい戦いが続きましたけど、昨日のチュニジアから今日のトルコを相手に、このようなバレーボールができた、いいリズムを作れた。自分たちがやっぱり戦っていける力を持っていることを証明できた。次につながっていく、いい試合」とコメントに充実感があふれた。
ここまで腰痛を抱えていたエース石川祐希が本来の調子ではない中で、この日チーム最多15得点の西田有志とともに、龍神を支えてきた。覚悟がにじむ。
「もちろん自分自身の目標として、代表の中でも軸になっていく選手、責任を持ってやっていく選手、というところは目指してやってきた。そうやって背負っていくことは、もう当たり前だと思っている。1番は自分のプレーを前面に出してチームを引っ張っていくこと、チームがしんどい場面で決め切っていくこと。それが自分の役割。今はもうそれを徹底しているし、自分の力を信じてやっている」
バックアタックに、フェイクトスと多彩な攻撃も担い、セッター関田誠大との連係にも手応えがある。
「自分自身は初戦からいいコンディションで臨めていて、パフォーマンス的にもいい形で出せていると思う。その中で関田さんとのコンビネーション、今季、しっかりと合わせられている。スパイクの面でも、かなりいい決定率でやれていると思うし、本当に関田選手は自分のスパイクというか、しっかり特長をとらえてトスを上げてくれる。前衛でも後衛でも、自分が打ちやすいトスセットを上げてくれるので、そこは何て言うのか、シーズンを通して、お互いのコンビネーションができているんじゃないかな」
休養日を挟んで6日から3連戦。18年の世界選手権4位セルビア(同9位)と22年の同選手権4位スロベニア(同7位)、そしてネーションズリーグ(VNL)2年連続2位の米国(同2位)との最終戦へ。パリ五輪(オリンピック)切符を争うヤマ場で、好調の高橋藍に期待は膨らんでくる。