【バレー】石川祐希が挙げた“鬼門”第3セットを乗り越えられた要因「そこまで考えすぎずに…」

日本対セルビア 試合後、石川(後方)は富田と握手を交わす(撮影・滝沢徹郎)

<パリ五輪予選/男子W杯バレー:日本3-0セルビア>◇6日◇プールB◇東京・代々木第1体育館

日本(世界ランキング4位)のエースのアウトサイドヒッター(OH)石川祐希(27)がチーム3位の14得点を挙げ、3試合連続のストレート勝利に貢献した。好調の要因について「1人1人が余裕持って臨めている」と説いた。

チームの強さが表れたのが2-0で迎えた第3セット(S)。このセットは序盤から追いかける展開となり、13-17で後半へ差し掛かったが、龍神たちに焦りはなかった。

「少し点差を離されても慌てずにプレーができている」

拾ったボールをつなぎ、石川のバックアタックや西田のスパイクなどで迫った。2度の3連続得点で追いつくと、そのまま振り切った。

今大会は第1戦のフィンランド戦で2-0からフルセットへと持ち込まれ、第2戦のエジプト戦では同じ展開から逆転負け。第3Sは“鬼門”となっていたが「無理にいつも通りじゃないプレーをしていた」との反省を踏まえ、この日は冷静に乗り越えた。石川も「そこまで考えすぎずに自分たちのやってきたことをやることが、今のチームの強いところだと思う。3セット目は劣勢な場面になっても、最後に巻き返すことができたんじゃないかな」と手応えを得た。

自身も試合を重ねるごとに復調。「感覚は上がってきていると思います。テンポも良い状態でスパイクも打てている」と自信を口にする。

日本は正念場のラスト3連戦に突入し、3勝1敗で並んでいたセルビア(同9位)を3-0で撃破。3日のチュニジア戦から3試合連続でストレート勝利となり、首位の米国(同2位)に1-3で敗れたスロベニア(同7位)と4勝1敗で並んだものの、セット率で上回って2位に浮上した。

これで8チーム中上位2カ国に与えられる来夏のパリ五輪(オリンピック)切符の自力獲得に前進。7日のスロベニア戦へ「力がある相手。点数やセットを気にせず、絶対に勝って、次につなげたい」と闘志を燃やした。

【バレー】日本男子パリ五輪圏内2位浮上!強敵セルビアに3-0快勝/ライブ詳細