異色の27歳が、いまだ日本人が届かぬ最高峰NFLに大前進した。アメリカンフットボールのキッカー松澤寛政(ハワイ大)が25日(日本時間26日)に、ラスベガス・レイダースと電撃契約。指名漏れしたドラフト外の新人として異例の3年間で合意した。20歳になるまでアメフト未経験。動画を手本に独学で練習し、夢に迫っている。ふるいにかけられるキャンプやシーズン前の試合を経て開幕ロースター(登録枠)に生き残れば、米4大プロスポーツで唯一不在のままの日本人NFL選手が誕生する。
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◆NFLデビューまで 地元紙や代理人によると、松澤は今週末からレイダースのミニ合宿に参加。5月からチームがNFL基準で行うオフ期の体づくりに着手する。勝負は夏で、キャンプとプレシーズンゲームを経て半数に絞り込まれる開幕ロースターを目指す。現在は非公表の契約金だけ保証されているが、登録を勝ち取れば最低年俸88万5000ドル(約1億3717万5000円)が支払われる。パイオニアのLB河口正史と木下はプレシーズンゲームまでは出場も、公式戦には届かなかった。