<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3-2カナダ>◇16日◇男子1次リーグ◇第10戦◇Asueアリーナ大阪
底力を示した。世界ランキング4位の日本は、同15位のカナダを3-2のフルセットで破り、開幕10連勝を飾った。石川祐希、高橋藍、西田有志の主力3人が苦しむ中、第2セット途中から投入された控え組が流れを一変。23年VNL以来となる無傷の開幕10連勝を達成し、2年ぶりのメダル獲得へ選手層の厚さを示した。
序盤はカナダの高さと強いサーブに苦しんだ。第1セットを18-25で落とすと、第2セットも20-24から宮浦健人のサービスエースなどで4連続得点を奪って追いついたが、最後は連続ブロックにつかまり、24-26。2セットを先取され、後がなくなった。
流れを変えたのはベンチメンバーだった。第3セットからセッター永露元稀、オポジット宮浦、アウトサイドヒッター富田将馬、大塚達宣を起用。19-22から大塚のスパイクなどで4連続得点を奪って逆転すると、小野寺太志のブロックで29-27。粘り強く1セットを返した。
第4セットも勢いは止まらない。富田や大塚らを中心に4連続得点で主導権を握ると、エバデダン・ラリーもサービスエースやブロック、速攻で躍動。最後は富田がレフトから決め、25-19でセットカウントを2-2とした。
最終第5セットも途中出場組を軸に競り勝ち、2セットダウンから大逆転。主力だけに頼らない総合力を示した日本が、決勝トーナメントへ向けて大きな自信を積み上げた。