底力を示した。世界ランキング4位の日本が、同15位のカナダを3-2のフルセットで破り、開幕10連勝を飾った。石川祐希、高橋藍、西田有志の主力3人が苦しむ中、第2セット途中から投入された控え組が流れを一変。23年大会以来となる無傷の開幕10連勝を達成し、2年ぶりのメダル獲得へ選手層の厚さを示した。
| 日本 | 3 | 18-25 24-26 29-27 25-19 15-11 | 2 | カナダ |
◆試合経過
第1セット
第1セット、日本はスタメンでセッター深津英臣、オポジット西田有志、アウトサイドヒッター高橋藍、石川祐希、ミドルブロッカー小野寺太志、エバデダン・ラリー、リベロ小川智大を起用。
立ち上がりからブレークを許し、主導権を握られた。中盤には3連続失点で7-13と点差を広げられ、たまらずタイムアウト。その後も相手の高さに苦しみ、9-16とされると、このセットのタイムアウトを使い切った。高橋がバックアタックやサービスエースなど見せ場を作ったものの、点差を縮めることはできず。最後は高橋がブロックにかかり、18-25でセットカウントを先取された。
第2セット
第2セットも第1セットと同じメンバーでスタート。前セットの流れを変えられず、序盤から西田有志がブロックにかかるなど3連続失点。ブレークを奪えない苦しい展開が続く。中盤には主将の石川祐希と高橋藍に代えて富田将馬と大塚達宣を起用。ラリー・エバデダンや途中出場のアウトサイドヒッターが得点して流れを引き寄せかけたが、16-18から3連続失点で再び離された。だが、20-24から宮浦健人のサービスエースなど4連続得点で土壇場で同点。しかし、最後は連続ブロックにかかり、24-26で連取を許した。
第3セット
第3セット、前セットで躍動したセッター永露元稀、オポジット宮浦健人、アウトサイドヒッター富田将馬、大塚達宣をセット頭から起用。小野寺太志のブロックや宮浦の強打など4連続得点で6-3と、この日初めてリードを奪った。しかし、中盤に追いつかれるとその後は攻めきれない展開が続く。17-17の場面で石川祐希がリリーフサーバーで登場し、ブレークに成功。カナダもすぐさまサービスエースで前に出ると、先に20点台に乗せる。それでも日本は、19-22から大塚のスパイクなど4連続得点で逆転に成功。西田有志のスパイクで先にセットポイントを奪った。その後はサイドアウトの応酬となったが、富田の強打で5度目のセットポイントとすると、最後は小野寺のブロックで29-27でこのセットを奪った。
第4セット
第4セットも、日本は前セットと同じメンバーをスタートから起用。立ち上がりから富田将馬や大塚達宣らのスパイクなどで4連続得点で先攻すると、その後も攻め手を緩めず効果的に得点を重ねた。中盤にはラリー・エバデダンのサービスエースも決まり、7点差と大量リード。その後もラリーのブロックや速攻などが要所で決まる。宮浦の強打など3連続得点でセットポイントを奪うと、最後は富田がレフトから決め、25-19。最終第5セットへ突入した。
第5セット
最終第5セット、前セットまでの勢いそのままに宮浦健人のスパイクなどでいきなり3連続得点で主導権を握った。その後もラリー・エバデダンのクイックや大塚達宣のバックアタックなどでポイントを重ね、先に10点台に突入。12-10の場面では大塚のダイレクトアタックが決まる。富田将馬のスパイクでマッチポイントとすると、最後は相手のサーブがアウト。15-11で勝利を収めた。
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