<バスケットボール男子・国際試合:日本88-68韓国>◇15日◇東京・有明アリーナ
日本が韓国との2連戦初戦に勝利した。米NBAクリッパーズの八村塁(28)が24年パリ五輪以来となる日本代表復帰を果たし、日本国内では21年東京五輪以来5年ぶりにプレー。クリッパーズとエキシビット10契約を結んだ河村勇輝(25)も、パリ五輪以来の代表戦に臨んだ。
河村は持ち前のスピードを生かし攻撃を牽引(けんいん)して12得点をマーク。さらにチーム最多の6アシストを記録するなど、司令塔として好機を演出した。
試合後の河村の主な一問一答は以下の通り。
-八村と河村の加入でどのような強みが加わったか
僕たちがプレーできていない中で、桶谷さんや日本代表の選手たちが積み上げてきたものを、しっかりと引き継いでいきたい。2人が入ったからガラッと変わるのではなく、これまでやってきたことに僕たちがアジャストして戦えていると思う。時間帯によって1対1が出てくることは、チームにとってプラスになる。個で打開しなければならない場面で、僕たち2人の役割が増えてくると思っています。
-2つのターンオーバーの原因と、W杯予選に向けた修正点は
どちらも自分の状況判断によるミスだったと思います。冷静さが欠けていたので、そこを意識して修正できれば、ターンオーバーはゼロで終えられたと思います。
-試合序盤に「ファーストパンチ」を仕掛けられた手応えは
試合前に桶谷さんから「韓国は最初からフィジカルに来る。自分たちがファーストパンチで良いディフェンスをすれば、自分たちの流れでバスケットができる」と言われていました。最初の塁さんのミドルや3Pが、自分たちに勢いを与えてくれた。序盤のシュートやディフェンスの強度が、第3Qまで良い勢いでプレーできた要因だと思います。
-2人がそろって日本のコートに立つことの意味
トップカテゴリーにいる自分たちが、アジアで一番になり、世界で勝つことを現実的に視野に入れてプレーしているということをスタンダードにしたい。アンダー世代の選手だけでなく、会場で応援してくれる子供たちや、画面越しに興味を持ってくれる子どもたちに「日本代表でバスケをしたい」と思ってほしい。桶谷さんも試合前に「子どもたちに夢や希望を届けられるような試合をしよう」と話していました。結果だけでなく、プレーする姿勢を通じて、子どもたちに勇気を与えられればと思っています。
-今回参加した意図
日本代表でプレーできる機会があれば、積極的に参加したいと思っています。まずは8月末のW杯予選が、出場権獲得に向けて非常に大事な一戦になる。W杯は来年、五輪は再来年に控えていて、思ったより時間がありません。短い期間でも、桶谷さんやコーチングスタッフ、新しいチームメートとの連係を深め、ケミストリーを築いていかなければならないと思っています。