バレーボール男子日本代表のミドルブロッカー小野寺太志(30=サントリー)が、11日に北九州市立総合体育館で行われるアジア選手権の準々決勝インド戦へ、持ち味のブロックで勝利に貢献する。
1次リーグ3試合で、大会最多の10ブロックポイントを記録。ランキング1位に立ち、3戦全勝の全体1位通過を支えた。相手の高さや攻撃のテンポに惑わされず、セッターやスパイカーの特徴を見極めて対応。試合中にも味方と位置取りなどを確認し、日本のネット際に高い壁を築いてきた。数字には手応えを感じながらも、「個人的には、もうちょっと止められるシーンや、ブロックタッチできるシーンはあったかなと思うので、満足はしていない」ときっぱり。その上で「ポイントが取れていること自体はいいこと。これからまたレベルが上がった対戦相手になっていくと思うので、ブロックで貢献できれば」と、さらなる上積みを誓った。
ここからは1度の敗戦で、優勝国に与えられる28年ロサンゼルス五輪の出場権への道が閉ざされる。「僕らとしては1試合1試合勝つだけだと思うし、1点ずつ重ねて僕たちの優位な展開をつくっていくだけ。勝つために必要な準備やプレーをし続けるだけかな」と淡々。予選で最も多く相手の攻撃をはね返した30歳が、決勝トーナメントでも日本の屋台骨を支える。