<買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会福岡2026:日本3-0イラン>◇13日◇決勝◇福岡・北九州市立総合体育館
世界ランキング6位の日本が、同18位のイランを3-0で下し、2大会連続11度目のアジア制覇を果たした。優勝国に与えられる28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)の出場権を獲得。1次リーグから無傷の6連勝で、3大会連続となったイランとの決勝を制した。
第1セットは序盤に3点を先行されたが、西田有志、高橋藍のサービスエースで追いついた。終盤にも4連続失点で同点とされたものの、途中出場の大塚達宣がエースを含む3連続ブレークに導き、25-21で先取した。
第2セットは15-13から逆転を許したが、20-20で高橋がエースを決めて前に出る。ジュースの末、石川祐希主将のエースで26-24と連取した。
第3セットも5-2から逆転され、16-14からは3連続失点。それでも競り合いを続け、22-22から石川の強打でブレークに成功した。西田有志のエースでマッチポイントを握ると、最後も石川が決めて25-23。ストレート勝利で頂点に立った。
五輪行きを決めた直後、高橋藍は「最高でーす!」と絶叫。「五輪切符をを懸けてここまでやってきたので、まずその目標を達成できたことを非常にうれしく思います」と笑顔を見せ、「もちろんプレッシャーはあったけど、この舞台をまず楽しんでやることを第一にやっていた。(石川)主将が最後の1本取ってくれたので、本当に最高の試合ができたんじゃないかなと思ってます」と喜びを語った。次にインタビューに応じた石川は「どんな状況であれ、自分のパフォーマンスとか関係なく、ここでしっかりと出場権を獲得するために今季やってきたので、それが形になって非常にうれしい」。2年後の五輪に向けては「僕たちのゴールはメダルをでロサンゼルス五輪で取ることなので、そこを目標に次から戦っていきたいと思います」と力強く宣言した。
日本が開催国枠を除き、五輪開催前年を待たずに出場権を得たのは、72年ミュンヘン五輪優勝で76年モントリオール五輪の切符をつかんで以来54年ぶり。28年大会で目指す56年ぶりの五輪メダルへ、約2年の準備期間を手にした。