ZOZOマリンのロッカーに張り紙「サングラス」…何の効果があるのでしょう?
バット、グラブ、スパイク。野球をプレーする「三種の神器」です。同じくらい大切な、でも子どもに定着しづらい道具を紹介します。お父さん、わが子にぜひ!(2017年3月28日掲載。年齢、所属などは当時)
プロ野球
「食事」「風呂」「睡眠」と並び
屋外球場でのデーゲームなどで大きな力を発揮するサングラス。プロは、格好良く見せるために付けているわけではない。日差しを防ぎ、目を保護する点でも、今や、野球には欠かせないアイテムとなっている。
昨年8月、ロッテの本拠地QVCマリン(現ZOZOマリン)の選手ロッカー室に1枚の紙が張り出された。
「疲労回復」と題されたA4用紙には、4項目が記されていた。夏場にたまった疲労を、どうすれば効果的に取り除けるかを紹介したもの。楠トレーニングコーチの発案だった。「食事」「風呂」「睡眠」と並び「サングラス」の項目があった。
こう書かれていた。
太陽の紫外線を吸収するのは、ほとんどが「目」。紫外線を受けると角膜に疲労物質が大量に発生する。→サングラスで「目から入る紫外線」を防ぐことが、疲労防止に非常に効果がある。
疲労回復に効果
なぜ、サングラスをかけるのか。一般的にまず挙がるのは「まぶしいから」だろう。
外野の名手である岡田は「本当は何もかけないでやりたい」と、裸眼視力1・5に絶対の自信を持つ。ただ「日差しが強い時や、スタンドのお客さんに白い服を着ている人が多くて打球と重なる時は、かけます」。
試合には3種類を用意。晴れ用、曇り用、薄暮用を使い分ける。晴れ用はグラスが濃く、強い日差しに対応。薄暮用はコントラストが強めで、夕暮れに飛ぶ白球が見やすい。
薄暮用があることからも「まぶしいから」だけが理由ではないと分かる。冒頭の「疲労回復」にも通じる点だ。
球界にも愛用者が多いスポーツサングラスメーカー「オークリー」の担当者は「まずは目を守るため。パフォーマンスの向上は、その次にくると考えています」と力説する。
1977年3月生まれ、福岡市出身。平和台球場がプロ野球観戦の原点。センター裏のうどんが美味しかった。高校ではラグビーにいそしんだが、背番号はだいたい18番。取材でも控え選手に引かれる理由かも。
大学卒業後は外務省に入り、旧ユーゴスラビア諸国で勤務。街中を普通にプロシネチキが歩いているような環境だったが、サッカーには入れ込まなかった。むしろ、野球熱が再燃。30歳を前に退職し、2006年6月、日刊スポーツ入社。斎藤佑樹の早実を皮切りに、横浜、巨人、楽天、ロッテ、西武、アマチュア、侍ジャパン、NPBと担当を歴任。現在はデスク、たまに現場。
好きな選手は山本和範(カズ山本)。オールスターのホームランに泣いた。
