【野球部に入ろう!特別編】プロのお手入れ方法を紹介!鈴木大地のグラブの磨き方

現在は楽天でプレーする鈴木大地内野手が、ロッテ時代に明かしてくれた道具磨きの方法と、15分間に込められた思いを語ってくれました。ためになるだけでなく、野球観も伝わってくる1本です。(2017年4月1日掲載。所属、年齢などは当時)

プロ野球

プロ野球選手にとって、道具は大事な商売道具。普段から手入れは欠かせない。ロッテ鈴木大地内野手(27)は試合後、グラブを磨くのを日課としている。具体的な方法とともに、なぜ道具を手入れするのかを聞いた。

「ハタケヤマグラブオイル」

道具の手入れは、プロ野球選手は、みんな普通にやっていることです。僕が特別ではありません。

ただ、プロ野球は道具が支給されているイメージがあるかも知れませんね。だから、そんなに道具は大事にしないのではと思われているかも。そんなこと、全然ありません。みんな、大事にしています。野球をやっている子どもたちにも分かって欲しいことですね。

僕の場合、グラブの手入れには4段階あります。

①まず、土などの汚れが付いていれば落とします。

②次に、捕球面にオイルを塗ります。使っているのは「ハタケヤマグラブオイル」。いろんな選手が使っていて、僕も中学の頃から愛用しています。

③仕上げは、カラ拭きです。僕は、穴が開いたソックスで拭きます。昔は普通の布で拭いてましたが、大学の頃からソックスを使うようになりました。特にこだわっているわけではありませんが、ソックスがしっくり来るので。カラ拭きすることでツヤを出します。

④最後に、ひもが緩んでないかチェックしたら終わりです。

全部で、だいたい15分ぐらい。試合後に選手ロッカー室でやります。ビジターの時は、ホテルに持って帰ってから部屋でやります。

自分自身も磨ける

中学、高校、大学、プロと段階が上がるにつれて、道具の大切さを思うようになりました。「道具とともに生きる」と言ってもいいぐらいです。

1977年3月生まれ、福岡市出身。平和台球場がプロ野球観戦の原点。センター裏のうどんが美味しかった。高校ではラグビーにいそしんだが、背番号はだいたい18番。取材でも控え選手に引かれる理由かも。
大学卒業後は外務省に入り、旧ユーゴスラビア諸国で勤務。街中を普通にプロシネチキが歩いているような環境だったが、サッカーには入れ込まなかった。むしろ、野球熱が再燃。30歳を前に退職し、2006年6月、日刊スポーツ入社。斎藤佑樹の早実を皮切りに、横浜、巨人、楽天、ロッテ、西武、アマチュア、侍ジャパン、NPBと担当を歴任。現在はデスク、たまに現場。
好きな選手は山本和範(カズ山本)。オールスターのホームランに泣いた。