【色褪せない57枚】ダルビッシュ有の全軌跡 東北高時代の直筆アンケートから20年

3月10日のWBC1次ラウンド、韓国戦に先発したダルビッシュ有投手(36)。日本での登板は、日本ハム時代の2011年(平23)10月29日、西武とのCSファーストステージ初戦以来、4150日ぶりでした。パドレスと6年契約を結んだばかりとあり、登板後に少し感傷的な言葉…「最後かも」が口を突いたのではと推測します。日刊スポーツのデータベースには、東北高時代からの歩みがぎっしりと格納されています。雑誌「輝け甲子園の星」などで春夏50回以上の甲子園取材を続ける〝ヨシネー〟こと保坂淑子記が、当時の直筆アンケート&写真をピックアップ。大投手の轍を踏み締めながら、大一番のイタリア戦を迎えましょう!

プロ野球

◆ダルビッシュ有(ゆう)1986年(昭61)8月16日、大阪府生まれ。東北高から04年ドラフト1巡目で日本ハム入団。07年に15勝5敗で沢村賞。同年から5年連続防御率1点台を記録し、09年からは2年連続で最優秀防御率に輝いた。MVP2度。通算93勝38敗、防御率1・99。11年オフにメジャー移籍。レンジャーズ、ドジャースを経て18年からカブス。20年に最多勝。21年からパドレスに移籍し、23年から6年契約を結んだ。196センチ、100キロ。右投げ右打ち。

02~04年:東北高校

05~11年:日本ハム

08年:北京五輪

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秋田県生まれ。
2017年まで、日刊スポーツ出版社刊「プロ野球ai」デスク、「輝け甲子園の星」の記者を務める。〝ヨシネー〟の愛称で連載を担当した。甲子園取材は春夏通算50回超え。
著書に「監督心」、「主将心」(実業之日本社)「東浜巨 野球日誌が語る22年」(小学館)など。