【矢野謙次打撃コーチ】阿部巨人に「気合の戦士」を育てる…唯一無二の重大ミッション

巨人に気合の戦士が帰ってきます。かつて代打の切り札として巨人ファンを魅了した矢野謙次氏(43)が、1軍打撃コーチとして古巣復帰。秋季練習から8年ぶりに帰還しました。阿部慎之助新監督のもと、打撃コーチとして攻撃力アップと育成、さらには〝元気担当コーチ〟としてムードメーカーに名乗りを上げました。1年目にかける思いを強い覚悟で語りました。

プロ野球

◆矢野謙次(やの・けんじ)1980年(昭55)9月21日、東京都生まれ。国学院久我山―国学院大を経て、02年ドラフト6巡目で巨人入団。13年に球団記録の代打で19安打。15年6月、2対2のトレードで日本ハム移籍。18年限りで現役引退。通算759試合、29本塁打、153打点、打率2割6分2厘。引退後は20~22年日本ハムコーチ、24年から巨人コーチを務める。現役時代は178センチ、85キロ。右投げ右打ち。

「二つ返事で」

――復帰しての心境は

うれしくて喜びと期待とでいっぱいでしたね。

――選手の印象は

すごく明るくて。楽しそうにやってるなというのを感じました。

――どんな話を受けて復帰すると

阿部監督から電話を頂戴して「元気と明るさをチームのために力を貸してくれ」と。二つ返事で(了承した)。

――その時の率直な心境は

本当にうれしかったです。またユニホーム着られて、選手と一緒にできるというのがうれしかったですし、すごく感謝しました。

――コーチ陣の顔ぶれを見てどうか

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