【辰年セブン】年男だらけ日本ハム 水野、矢沢、金村、奈良間それぞれのココロ/後編

日本ハムの辰(たつ)年の男たち7人が、飛躍の1年へ誓いを立てました。万波中正外野手、野村佑希内野手、田宮裕涼捕手、水野達稀内野手、矢沢宏太投手、金村尚真投手、奈良間大己内野手。同学年の7人がキャンプイン前の時期に語った、それぞれの思いとは。後編は水野、矢沢、金村、奈良間の4選手の言葉にフォーカスします。

プロ野球

◆水野達稀(みずの・たつき)2000年(平12)7月30日生まれ、香川県丸亀市出身。丸亀城西では3年夏に甲子園出場。高校通算27本塁打。JR四国では1年目から正遊撃手の座をつかみ、19年都市対抗では大会優秀選手に選出された。21年ドラフト3位で日本ハム入団。プロ通算52試合出場、打率1割4分4厘、0本塁打、6打点。171センチ、75キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸950万円

◆水野達稀(みずの・たつき)2000年(平12)7月30日生まれ、香川県丸亀市出身。丸亀城西では3年夏に甲子園出場。高校通算27本塁打。JR四国では1年目から正遊撃手の座をつかみ、19年都市対抗では大会優秀選手に選出された。21年ドラフト3位で日本ハム入団。プロ通算52試合出場、打率1割4分4厘、0本塁打、6打点。171センチ、75キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸950万円

■水野達稀「そろそろやらないと」

水野は笑顔の中に焦りが入り交じった表情で「1軍でホームランと、コツコツレギュラー」と今季の目標を明かした。

プロ入り後2年連続で打率は1割台と苦しみ、定位置はつかめていない。状況を打開するべくこのオフは「体脂肪増やさずに体重増やします、頑張って」とウエートトレーニングの量を増やし、除脂肪体重アップに着手。怒濤(どとう)のトレーニングで、目標の数値は昨年12月下旬の段階でクリア。熾烈なレギュラー争いを勝ち抜くための決意を、自身の胸にも刻んだ。

自身の打撃を「全然ですね、全然」と切り捨てる。

本文残り87% (2960文字/3420文字)