【独立L】清田育宏さんがBC埼玉・新米監督に至るまでの過程と苦悩と感謝/前編
元ロッテ外野手の清田育宏さん(39)が、新米監督として奮闘しています。今季からBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズの指揮官に就任。11年間プレーしたロッテを離れた後、同チームの選手兼コーチ、コーチ、そして監督へと歩みを進めてきました。
今回は2回連載で、その道のりと現在の指導者としての思いを紹介します。前編は、監督就任までの軌跡です。
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◆清田育宏(きよた・いくひろ)1986年(昭61)2月11日、千葉県生まれ。市柏―東洋大―NTT東日本を経て、09年ドラフト4位でロッテ入団。10年の日本シリーズで、新人ながら6打点を挙げる活躍で日本一に貢献し、優秀選手賞。15年は自己最多の15本塁打を放ち、ベストナイン、ゴールデングラブ賞。20年に史上13人目の全打順本塁打を達成。21年にロッテ退団。23年3月、BC埼玉に練習生として入団。4月に選手契約し、同年限りで現役引退。24年はコーチを務めた。NPB通算919試合、716安打、58本塁打、333打点、36盗塁、打率2割5分8厘。現役時は180センチ、85キロ。右投げ右打ち。
ロッテから「ああいう形で退団になって…」
高校、社会人、NPB、そして独立リーグ。清田さんは各カテゴリーを渡り歩き、今度は指導者としてBC埼玉に関わることとなった。
貪欲に上を目指し、プロの世界で生き抜いた男が、NPB時代には想像もしなかったキャリアを歩んでいる。どうしても、ぶしつけにも思える質問をせずにはいられなかった。
記者ロッテ退団は思う形ではなかったようにみえますが、その結果が清田さんの人生に与えたものは何でしょうか。
その問いかけに、清田さんは慎重に言葉を選びながら答えた。
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