【オリックス吉田輝星】復活の1日に密着「明日1軍に行ってくれ」574日ぶり復帰全文

オリックス吉田輝星投手(25)が、574日ぶりに1軍の公式戦に復帰しました。4月25日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)で、2点リードの7回2死満塁から登板すると、レイエスを142キロシュートで一邪飛に抑えました。24年9月28日の楽天戦で右ひじを疲労骨折し、25年2月に「右ひじ内側側副靱帯(じんたい)再建術」(通称、トミー・ジョン手術)。長いリハビリ期間を経て戦列復帰すると、反撃ムードを1球で断ち切り、2年ぶりのホールドを手にしました。チームも3連勝で首位をキープ。「復活の1日」を密着取材した担当記者が、試合前、試合後のインタビューを全文でお届けします。

プロ野球

★吉田選手が語った主な内容

  • 574日ぶり復帰 あの1球に込めた思い
  • 苦しかったリハビリ期間 心の支えは
  • 今季50登板へ トミー・ジョン後の新たなスタート

◆吉田輝星(よしだ・こうせい)2001年(平13)1月12日生まれ、秋田県出身。小3から野球を始め、金足農1年夏からベンチ入り。3年夏は、秋田大会から甲子園準決勝まで10試合連続完投勝ち。決勝では大阪桐蔭に敗れたが、金農旋風を巻き起こした。18年ドラフト1位で日本ハムに入団。19年6月12日広島戦で初登板初勝利。23年11月に黒木優太とのトレードでオリックスに移籍。24年には、22年のキャリアハイ51登板に迫る50登板で4勝0敗、14ホールド。25年3月にトミー・ジョン手術を受けた。昨季までプロ通算114試合で7勝9敗、防御率5・39。175センチ、83キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2800万円。

オリックス対日本ハム ファンに手を振りながら引き揚げるオリックス吉田輝星

オリックス対日本ハム ファンに手を振りながら引き揚げるオリックス吉田輝星

1軍合流 古巣日本ハム戦の試合前練習

■練習後のインタビュー

―試合前練習の空気感は

いや、もう「頑張るぞ」って感じですね。そんな特別な緊張感とかはないです。

―ファームでは8試合8イニング無失点

ところどころ、なんか抜けた球とかがファウルになったりして、「これ1軍だったら打たれるな」みたいなことも考えながら投げていたんですけど。最後の方はわりかしそういうのも減ってきました。あとはここでしっかり抑えられればいいかなと思います。

―出力的な部分は上がっているか

そうですね、だいぶ回復したように感じるので。あとは1軍のアドレナリンももうちょい出れば。

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