【ブルーペナント〈8〉上編】高井幸大「頭一つ抜けていた」大きな体に秘めたスター性
「ブルーペナント」。
その存在を知っている人はどれほどいるでしょうか。
サッカー日本代表選手が初めて国際Aマッチに出場した際に「育成年代に特にお世話になった指導者を申告」し、記念となるペナントを作成して贈るものです。
日本サッカー協会(JFA)が「育成年代の指導者への敬意として」行っている日本代表・育成指導者表彰制度。
この「ブルーペナント」を追うことで日本代表選手の源流をたどっていきます。
5人目となる今回は、DF高井幸大(20=川崎フロンターレ)。
上下編の上をお届けします。
サッカー
◆高井幸大(たかい・こうた)2004年(平16)9月4日生まれ、横浜市出身。リバーFCから川崎FU-12入り。U-18時代の22年2月にプロ契約。同年4月18日のACLグループリーグの広州戦でデビュー。Jリーグでは23年4月15日名古屋戦に初出場、同5月15日鳥栖戦で初ゴール。24年パリ五輪代表。同9月5日の中国戦で、A代表デビュー。趣味はゲーム、YouTubeで、よく見るのは東海オンエア。192センチ、84キロ。血液型A。
セレクション時から目立つ存在
昨夏のパリオリンピック(五輪)にU-23(23歳以下)日本代表として出場したDF高井幸大(20)。チーム最年少として3試合に出場し、守備陣を支えた。
直後の同年9月からはA代表にも選出され、直後のホーム中国戦でデビューも果たした。ケガで辞退した10月を含めて3回連続で選出されており、森保一監督からも大きな期待を向けられている。
そんな高井が恩師と慕うのは、今季から川崎フロンターレのトップチームでコーチを務める長橋康弘さんだ。クラブの下部組織で中学2年から高校3年まで高井を指導した。
長橋さんが高井を初めて見たのは小学4年のセレクションの時だった。
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佐藤成Sei Sato
2019年入社。高校野球の埼玉県担当後、文化社会部に配属。社会班として、常磐自動車道あおり運転事件や埼玉県知事選などを取材。
11月から芸能班に配置転換で、放送担当に。日本テレビ、TBSを受け持った。事務所はワタナベエンターテインメントやホリプロ、吉本興業など。
23年5月にスポーツ部へ異動。サッカー班として川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、A代表、U-23日本代表、なでしこジャパンの担当となる。24年1月アジアカップカタール大会、パリオリンピックなど取材。血液型B。