【新連載!天心新聞】活字大好き那須川が自ら執筆 第1回テーマは「狼煙を上げる」

ボクシングWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が日刊スポーツで、不定期コラム「天心新聞」を執筆します。16歳から格闘家として活躍し、キック界の「神童」と呼ばれてトップを走り、ボクシング転向後も5戦5勝。3月24日には東京・有明アリーナで前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)との10回戦がありました。格闘家の枠にとどまらない活動も展開する那須川ならではの感性で「思うこと」を語ります。第1回は「狼煙(のろし)を上げる」です。

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◆那須川天心(なすかわ・てんしん)1998年(平10)8月18日生まれ、千葉・松戸市出身。5歳で空手を始め、小学5年でジュニア世界大会優勝し、キックボクシングに転向。14年7月、15歳でプロデビュー。15年5月にプロ6戦目で史上最年少16歳でRISEバンタム級王座を獲得。16年からRIZINなどにも参戦。18年6月に階級を上げ、初代RISE世界フェザー級王者に。22年6月、K―1の元3階級制覇王者・武尊を判定で下した。23年4月に6回判定勝ちでボクシングデビュー。24年10月にWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座獲得。身長165センチの左ボクサーファイター。

2月25日、前世界王者モロニーとの激戦から一夜明け、本紙を手に「同じ顔します」と打たれた表情を披露

2月25日、前世界王者モロニーとの激戦から一夜明け、本紙を手に「同じ顔します」と打たれた表情を披露

なぜ今、新聞でコラム?活字だからこそ意味がある

なぜ今、新聞でコラムをやるかって? 疑問に思う方もいるかもしれないけど、僕は活字がめちゃくちゃ好きなんですよね。正直、SNSは飽きちゃっていて…。今の若い人と少し感覚がずれているんすよね。活字だからこそ意味があると感じていて。残るからこそ本気で、今の気持ちを伝えていきたいなと思ってます。

僕は掲載された新聞や記事を結構、読んでいて「ここはカットされるのか」「こういうとらえ方をされるのか」と思いながらみていますね。今は地元に戻ると親よりも上の年代のおっちゃんたちに「最近、めっちゃ新聞に出ているね」と言われたりして。その世代の人が新聞をしっかり読んでいると実感してますね。

会見や取材に応じる際は「見出し」を意識

会見や取材に応じる際は「見出し」を意識

取材もプロ対プロ 見出しになること話さないと

会見や公開練習で取材を受ける時、いつも僕は記事の「見出し」になることを話さないといけないと思ってますよ。必殺技じゃないけど、言葉にパンチがないとダメだと。テーマ、ワードを持っていきたいって。ユーチューブ、インスタグラム、Xもあるけど、僕は会見という「場」が好きなんで勝負してますね。

会見では「何を言うんだろう?」「コイツちょっと何?」という空気感を大事にしていて。好きなお笑いはシュールなジャンルなので「ふざけているの?」「真面目?冗談?どっちなの」と戸惑わせる「間」がたまらなくて。時にスベっていると言われたりもするけれど(笑)、僕はそういう空気を楽しんでいますね。いつも人前に出るとはどういうことかと考えて、取材している人、その記事を見る人たちが満足するものを提供したいし。お客さんを楽しませるのがプロ。取材を受ける時もプロ対プロとして思い切りぶつかっていく気持ちでやってます。

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1998年8月18日、千葉・松戸市生まれ。5歳で空手を始め、小学5年でジュニア世界大会優勝し、キックに転向。
14年7月、15歳でプロデビュー。15年5月に16歳でRISEバンタム級王座を獲得。16年からRIZINなどに参戦。18年6月に階級を上げ、初代RISE世界フェザー級王者に。22年6月、K-1の元3階級制覇王者・武尊を判定で下した。
23年4月に6回判定勝ちでボクシングデビュー。24年10月、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座獲得。
家族は両親、妹2人、弟。身長165センチの左ボクサーファイター。