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アジア杯2007特集

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注目チーム紹介

監督:
グラハム・アーノルド(43=オーストラリア)

 オセアニア連盟から2006年1月にアジア連盟に転籍が認められ、今大会が初参加となる。

 2006年W杯ドイツ大会では日本を3-1で下すなど、1勝1分け1敗の勝ち点4で1次リーグを突破。決勝トーナメント1回戦でイタリアに0-1で敗れたものの、最後までこの大会の優勝国を苦しめ底力を示した。

 今大会の登録23人中15人がW杯出場経験があり、19人が欧州リーグに所属している。ケーヒル、アロイージ、ビドゥカなどがそろったチームはアーノルド監督が「現時点でのベストメンバー」と呼ぶにふさわしい顔ぶれとなっている。英国のブックメーカーのオッズでも日本を抜いて優勝の本命とされているのも、ある意味、当然かもしれない。3連覇を狙う日本にとって、最大のライバルと言っても過言ではない。

監督:
ヘリオ・ドスアニョス(48=ブラジル)

 過去2度優勝している中東の雄は、前回中国大会ではまさかの1次リーグ敗退となった。しかも1分け2敗の勝ち点1、リーグ最下位という屈辱的な内容で、巻き返しをかけて今大会に臨む。

 2007年1月のガルフ杯で準決勝敗退という結果に終わるとパケタ監督が解任され、同じブラジル人のドスアニョス氏が就任。同監督にとっては最初の大きな大会となる。アルイテハドの主力であるMFサウド・カリリ、2006年AFCのMVPにノミネートされたMFムハマド・アル・シャルフーブら高いポテンシャルを誇る選手がチームを引っ張り、文句なしの優勝候補の一角に数えられる。

監督:
アミル・ガレノエイ(42=イラン)

 W杯ドイツ大会は1分け2敗の勝ち点1で惨敗したが、アジア杯予選では韓国に1勝1分け、無敗の1位通過で底力を示した。

 長年イラン代表を支えたFWアリ・ダエイは引退したが、バイエルンで活躍するカリミや、ハシェミアン、ラザエイらタレントは豊富で戦力はトップクラス。前回中国大会では準決勝で地元中国にPK戦の末敗退したが、今回は巻き返しがあって当然だろう。1次リーグの組み合わせも中国、ウズベキスタン、マレーシアと恵まれ余力を持って決勝トーナメント進出が可能なのも好材料と言えよう。

監督:
ピム・ファーベック(51=オランダ)

 2006年W杯は1次リーグでトーゴに勝ち、フランスと引き分ける健闘だったが、最終戦のスイス戦に完敗、終わってみれば1次リーグ敗退と順当な結果に終わった。

 アジア杯は1960年の優勝から実に47年もアジア王者の座から遠ざかっている。前回の中国大会は決勝トーナメント1回戦でイランに敗れ、2000年レバノン大会では準決勝でサウジアラビアに敗れた。

 今大会の予選でもイランと1分け1敗と、イランを含む中東チームへの分の悪さがアジア杯で好結果を出せない原因となっている。今回はマンチェスターUに所属するMF朴智星を故障が参戦できないなど、悪い材料は少なくない。加えて1次リーグがサウジアラビア、バーレーンと中東の強豪と同居。優勝より、まずは決勝トーナメント進出が課題となりそうだ。



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