浦和小野がミラン戦「勝つために戦う」

オジェック監督は選手の動きを見守る（撮影・たえ見朱実）

　クラブＷ杯で日本勢初の１勝を挙げた浦和は１３日の準決勝で対戦するＡＣミランから勝利を挙げる意欲をみせた。１１日にさいたま市内に戻ったチームは約１時間の軽めの調整を行い、主力メンバーはランニングなどでコンディションを整えた。

　オランダ・フェイエノールトで欧州クラブ勢との対戦経験豊富なＭＦ小野伸二は「勝つためにみんなが全力で戦う。挑戦者の気持ちではあるけど、サッカーは何が起こるか分からない。しっかりフィニッシュを決められればいい」と強気な姿勢を崩さない。

　キャプテンマークを巻くＭＦ鈴木啓太も「ミランと戦うことに意味があるというか、勝ちにいくことに意味がある。少しでも勝つ可能性があれば、戦い続けないといけない」と浦和のスタイルを貫いて真っ向勝負を仕掛ける気持ちを口にした。

［2007年12月11日21時17分］

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