浦和3位!ワシントン惜別の2発
浦和がアジア代表初となる世界3位の快挙を成し遂げた。クラブW杯3位決定戦で、アフリカ代表のエトワール・サヘル(チュニジア)と激突。前半35分、後半25分に、この試合を最後に退団するFWワシントン(32)が2ゴールを挙げた。守備陣のミスから2失点し、90分間で決着つかずPK戦に突入したが、GK都築龍太(29)の好セーブなどで、4-2で勝負をつけた。規律の厳しいオジェック監督(59)に対する反発のパワーで選手が結束し、浦和が日本サッカーに歴史を刻んだ。
- 浦和ACL優勝号外
<アジアCL:(3)浦和2-0セパハン(イラン)(1)>◇決勝◇第2戦◇14日◇埼玉◇観客5万9034人 ※カッコ内の数字は2戦合計得点
浦和が日本サッカー界の夢をかなえた。セパハン(イラン)との決勝第2戦は、前半22分にFW永井雄一郎(28)のゴールで先制。後半26分には腰痛を押して強行出場したMF阿部勇樹(26)が、ヘッドで試合を決定づける追加点を挙げた。相手の猛反撃もDF闘莉王(26)を中心にした気迫の守備で無得点に抑え、2-0で快勝。ハード日程で故障者が続出した中、第1戦(1-1)と合わせた2戦合計3-1として、日本勢初のACL制覇を成し遂げた。12月7日に開幕するクラブW杯にアジア王者として出場し、世界に挑む。【2007年11月15日】
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