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日本で飲めるおいしい水

食事、健康、美容・・・さまざまな場面に、さまざまな「水」

 水がヒット商品になるとは、一昔前だったら考えられなかった。スーパーやコンビニにはさまざまな銘柄のミネラルウオーターが並んでいる。海外や日本各地で採水されたものや「酸素水」「海洋深層水」、果汁を加えたスパーリングタイプなど、さまざまな水が販売されている。健康や美容に、水が脚光を浴びる時代だ。

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おいしい飲み方紹介

 雨や雪が地中深く染み込み、土壌の中の多種微量のミネラル成分が溶け込んだミネラルウオーター。市場にはさまざまな銘柄のミネラルウオーターが出ているが、その違いはどこにあるのだろう?

  1つは「pH(ペーハー)値」。pH値7が中性でそれより数値が小さいものが酸性、大きいものがアルカリ性。人間の体はpH値7.4前後の弱アルカリ性といわれ、この値を保とうとする働きがあり、この値に近いほど、水がおいしく感じられるそうだ。最近よく見かけるアルカリイオン水のpH値は8前後の弱アルカリ性で、胃腸症状改善の効果がある。ミネラルウォーターではpH値5~9が多く、この値がおいしく飲める目安だ。

  また、水の硬度にも注目だ。硬度とは、1リットルの水に溶けているカルシウムと、マグネシウム(ミネラル成分)の量を表す数値のこと。この数値が120ミリグラム/リットル未満を〈軟水〉、120ミリグラム/リットル以上を〈硬水〉と呼ぶ(WHO基準)。

  一般に、硬度が高いほど苦みが強く味にクセがあり、低いほどクリアな味で飲みやすい。しかし、ミネラル成分が豊富な硬水は、運動後のミネラル補給に適している。料理で使用するには洋風だしをとったり、煮物やなべ物をするのに向いている。軟水は、炊飯や和風だしをとるなど日本料理全般、そして、緑茶をいれたりするのに適している。

  硬度の違いにより、おいしく飲むコツも変わってくる。例えば、軟水は味が繊細なため、15~18度の常温で飲むことで水本来の味わいやほのかな甘みを感じることができる。硬水は、苦みや塩気を感じやすいので、12~15度ぐらいに冷やして飲んだほうがおいしく飲める。また、スパークリングタイプなら、炭酸の刺激をより楽しむため、8~12度ぐらいに冷やして楽しみたい。

  「海洋深層水」「温泉水」「酸素水」などと呼ばれる水も最近登場している。「海洋深層水」は水深200メートル以上の深海で取る。2000年前の海水ともいわれ、細菌で汚染されることがないため、ミネラル成分が豊富に含まれている。

  「温泉水」は、日本各地の温泉をボトル詰めしたもの。温泉の成分から雑味やにおいのあるものは取り除く。「酸素水」とは、通常の水の数倍から数十倍もの酸素を詰め込んだ水。低温で保存し、開栓後はできるだけ早く飲まないと酸素はどんどん抜けていくので注意したい。

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