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世界陸上2007


注目選手紹介

国内男子

為末大の写真

400メートルハードル 為末大(29=APF)

 日本の陸上競技界全体のことを念頭において行動するプロアスリート。テレビのクイズ番組で獲得した賞金1000万円を元手に2007年5月27日、東京・丸の内のオフィス街で「東京ストリート陸上」を開催した。ビルの前の通りにタータンマットを敷き、棒高跳びのバーを設置。3000人近い観衆、通行人の前で100メートル代表の朝原宣治らとデモンストレーションを行った。

 「野球やサッカーのように陸上を日本のメジャースポーツに」と願っている。それだけに活動はトラックにとどまらない。スポーツ界屈指の株トレーダーとして著書を出版し、政治にも強い興味を示す。日刊スポーツ紙上でもコラムを執筆するなど「侍ハードラー」はアグレッシブ。大阪での目標は世界陸上3度目の表彰台、金メダル獲得だ。

プロフィル
 為末大(ためすえ・だい)。
 1978年(昭和53年)5月3日、広島市生まれ。五日市中3年で全国大会100&200メートル2冠。広島皆実高3年時の高校総体400メートル優勝。1996年秋の広島国体では高校生で初めて400メートル45秒台、400メートル障害でも同年ジュニア世界2位の49秒09をマークした。法大進学後の2年間は低迷したが、4年生になって学生日本新を出し、2000年シドニー五輪代表。2001年世界陸上エドモントン大会、2005年同ヘルシンキ大会で3位に入った。五輪、世界選手権を通じてトラック種目で2つのメダルを獲得した初の日本人選手。2003年に大阪ガスを退社し、プロ活動を始めた。169センチ、66キロ。
自己ベスト
  • 47秒89(2001年8月10日・世界陸上エドモントン大会)=日本記録、アジア歴代2位、学生記録
主な戦績
  • 2000年 シドニー五輪予選敗退(61秒81)
  • 2001年 世界陸上エドモントン大会3位(47秒89)
  • 2003年 世界陸上パリ大会準決勝2組7位(49秒37)
  • 2004年 アテネ五輪準決勝2組3位(48秒46)
  • 2005年 世界陸上ヘルシンキ大会3位848秒10)


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