このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > スポーツ > 世界陸上2007 > 注目選手紹介 > 土佐礼子


世界陸上2007


注目選手紹介

国内女子

土佐礼子の写真

女子マラソン 土佐礼子(31=三井住友海上)

 女子マラソン代表の土佐礼子が、驚異の回復力で本番に間に合わせる。中国・昆明合宿中の2007年7月27日、練習に向かう路上で転倒して左ひざを負傷。同29日に松葉づえ姿で帰国して30日、都内病院でエックス線検査を受けた。

 その結果、打撲だけで骨や関節には異常なし。腫れも半分以下に引いたため、世界選手権には間に合うと診断された。土佐に同行した鈴木監督は「けがしてから4日目でここまで治るなんて。31歳なのに、すごい回復力」と報道陣を笑わせながらも、ほっとした様子だった。土佐も「大丈夫ですから。心配をおかけしました」と笑顔を見せて、午後からプールで歩行練習を行った。

 すでに6月2日、大阪市内の本番コースを試走。御堂筋の折り返し地点からゴールの長居陸上競技場までの後半約20キロを2時間かけて走破。「本番は暑くてヒーヒー言ってると思うけど、せっかく走るので(五輪代表内定を)決めたい」と意気込みを示した。

 2006年11月の東京優勝後に左足付け根を痛め、その後レースには一切出場していない。中国合宿でのアクシデントもあって、まさに「ぶっつけ」で臨む。

プロフィル
 土佐礼子(とさ・れいこ)。
 1976年(昭和51年)6月11日、愛媛県北条市生まれ。松山商から松山大を経て、1999年4月に三井住友海上入社。大学時代は大学選手権5000メートル12位が最高。2000年名古屋国際で2時間24分36秒で高橋尚子に続く2位。2001年世界選手権銀メダル。2004年名古屋国際では2時間23分57秒で優勝し、高橋を追い落として逆転でアテネ五輪代表選出。5位入賞した。夫は元長距離ランナーの村井啓一さん。167センチ、46キロ。
自己ベスト
  • 2時間22分46秒(2002年ロンドンマラソン4位)
主な戦績
  • 2004年 アテネ五輪マラソン5位(2時間28分44秒)
  • 2006年 東京国際女子マラソン優勝(2時間26分15秒)


このページの先頭へ