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日本水連は高地トレの指針づくりに着手

 2年前に中国での高地合宿中に死亡した日体大水泳部の宮嶋武広さんの両親が28日、損害賠償を求めた訴訟を東京地裁に起こした。今回の事故はトップ選手の多くが高地で強化する日本水泳界に大きな衝撃を与え、日本水連も高地練習の指針づくりに着手した。

 通常より空気中の酸素量が減る高地での練習は体への負担が大きくなるが、酸素摂取能力は高まり持久力の向上を期待できるとされる。体への影響や効果は個人差が大きく、正しい知識と十分な健康管理が必要だ。

 20回以上高地合宿を経験し、男子の北島康介(日本コカ・コーラ)をアテネ五輪平泳ぎ2冠に導いた平井伯昌コーチは「常に健康に注意する必要はあるが、高地だから危険ということはない」と指摘する。

 日本水連は、医科学の専門家らが中心となって安全管理の指針を4月にも公表する方針だ。佐野和夫専務理事は「このような事故は2度とあってはならない。防止のためにコーチも知識を持つ必要がある」と話した。

[2008年2月28日11時4分]

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