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桃子がソニーの技術駆使し米ツアー挑戦
- ソニーと契約した上田はデジタルカメラを手に笑顔を見せる(撮影・蔦林史峰)
上田桃子(21)が「世界のソニー」の技術力を駆使して、初参戦の米女子ツアーに挑む。5日、都内で会見し、ソニー株式会社と3年3億円(推定)の所属契約を発表した。今日6日に同ツアー開幕戦、SBSオープン(14日開幕、ハワイ)に向けて出発する。
上田は「世界ブランドのソニーから、さまざまなバックアップを受けられるのは心強い」と感謝した。同社の映像ネットメディアの活用で、米ツアーに江連コーチが同行しない不安材料も解決。ビデオカメラで撮影したスーパースローモーション映像を、日本国内の同コーチに随時、分析してもらえる。またCM出演も検討されている。
ゴルフ界では、16歳でプロ宣言した石川遼が同じ世界的エレクトロニクスメーカーのパナソニックと5年5億円(推定)の契約を発表したばかり。ソニーの盛田昌夫業務執行役員は「図らずもがな、こういう構図になった」と笑いながら説明したが、企業戦略にも影響しそうだ。
[2008年2月6日8時55分 紙面から]
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