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2007年高校ラグビー特集


第87回全国高校ラグビー大会

東農大二、秘策で快勝/高校ラグビー

<高校ラグビー:東農大二22-0名護>◇1回戦◇27日◇花園ラグビー場

 東農大二(群馬)が名護(沖縄)を22-0で破り、完封スタートを切った。後半9分、敵陣ラインアウトからフランカー永井佑樹(3年)が意表をつくサインプレーからトライを決めて快勝した。

 意表をつくサインプレーに、ベンチもビックリだ。後半9分、敵陣右15メートルのラインアウト。リフターがジャンパーを持ち上げようとした瞬間、永井佑が後方から走り込み、ボールをかっさらってゴールへ一直線。自身2本目のトライは、勝利を決定づけるビッグプレーだった。

 清水監督は「あそこはモールが定石。あんなプレー、教えた覚えはない」と苦笑い。しかし永井は「去年の慶明戦で慶大がやっていたのを見て、使えるなと思って」。朝練でFWを集め、清水監督やコーチ陣には内緒で練習していた。相手チームはもちろん、自軍の首脳陣をもあざむいた秘策に「花園という大舞台でできてよかった」と屈託のない笑顔を浮かべた。

 来春には、大麻事件などで課外活動自粛中の関東学院大に進学する。決めたのは11月中旬で、一連の事件が明るみに出たあと。清水監督や伊藤部長をはじめ、首脳陣とも話し合ったが「先輩も多く行っているし、何より1年生から自由にプレーさせてもらえる校風にあこがれた。(事件があっても)迷いはまったくなかった」。来春以降も、プレースタイル同様にラグビー道をまい進する決意だ。

 次戦は30日、優勝候補の大分舞鶴が相手。さらなる秘策は? という問いかけに「まだ用意していますよ」とニヤリ。強豪校を相手に、ひと泡吹かせる準備は万全だ。【山田大介】

[2007年12月28日8時45分 紙面から]

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