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2007年高校ラグビー特集


第87回全国高校ラグビー大会

関西学院歯がゆい逆転負け/高校ラグビー

後半、正智深谷NO8ロトアヘアボヒヴァ(左)の突進を3人がかりで止める関西学院NO8中江(手前)ら(撮影・上田博志)
後半、正智深谷NO8ロトアヘアボヒヴァ(左)の突進を3人がかりで止める関西学院NO8中江(手前)ら(撮影・上田博志)

<高校ラグビー:正智深谷29-7関西学院>◇1回戦◇28日◇花園ラグビー場

 4年ぶり出場の関西学院(兵庫)が、正智深谷(埼玉)に7-29で逆転負けした。開始直前に、フッカー川端千暁(2年)がマウスガードを紛失して先発できないトラブルが発生。ドタバタにもめげず、前半28分にSH松本晃忠(2年)が先制トライしたが、運動量が落ちた後半に大量失点した。花園通算2勝目に迫りながら、涙の初戦敗退となった。江の川(島根)は6-0で日川(山梨)を下し、3年連続の初戦突破。30日はシード校が登場する2回戦が行われる。

 試合開始まで約20分。関西学院のフッカー川端が顔色を失った。マウスガードがない。ヘッドキャップにさしていたはずが紛失していた。探しても見つからない。慌ててコーチが会場内の用品店に買いに走った。規定上、マウスガード装着は義務。先発を井上に代えざるを得なかった。

 SO小樋山主将は「まじかよと思った」。開始後はベンチ横で、購入したマウスガードをお湯で温め、川端の歯型に合わせる“突貫工事”が行われた。だが、そんなドタバタにもめげない。トンガ人留学生2人を擁する正智深谷を序盤から押し込んだ。4分、7分と高校日本代表の小樋山がPGを外したが勢いは続く。12分にようやく川端が口元を引き締めて途中交代で参戦。本来の布陣に戻り、28分にSH松本晃が先制トライを決めた。

 「こっちのペース。いけると思った」と小樋山。だが、後半は運動量が落ち、防御が甘くなった。大量失点で逆転負けした。野中ヘッドコーチ(HC)は「60分間走りきることができなかった。マウスガードのことも全国大会に慣れていないということ」と歯ぎしりした。川端は「ミスばかりでチームに迷惑を掛けて申し訳ない」と泣くじゃくった。

 26日の代表者会議で、野中HCはマウスガードの色について大会本部に確認した。唯一のトライを決めた松本晃は、会議で使用が認められたトリコロール色を装着していた。準備も万全のはずだった。4年ぶりの花園舞台は、マウスガード騒動とともに涙で幕を閉じた。【西尾雅治】

[2007年12月29日11時44分 紙面から]

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