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暴行は「親方なしにありえず」と捜査当局

記者会見する、都築幸雄犬山署長(左)と舘喜代孝捜査1課長(共同)
記者会見する、都築幸雄犬山署長(左)と舘喜代孝捜査1課長(共同)

 「すべて親方の指示。(暴行は)親方なしにはありえなかった」。時津風部屋の力士急死事件で7日夜、記者会見した愛知県警の舘喜代孝捜査1課長は、山本順一容疑者(57)を厳しく非難した。しかし当初、病死と判断した初動捜査ミスを問われると、舘課長は「検視官が出動していれば…」と悔やんだ。

 会見は約1時間に及び、舘課長は山本容疑者が「てっぽう柱に縛り付けておけ」など具体的に暴行を指示したと指摘。「相撲の世界では親方が絶対。親方がやめろというまで(暴行は)やめられない」と、同容疑者の責任の重さを強調した。

 兄弟子に殴られ足げにされながら、亡くなった斉藤俊(たかし)さん(当時17)は時折、悲鳴を上げる以外、ほとんど無言で耐えていた惨状も明らかにした。

 淡々とした口調で会見する舘課長。しかし質問が捜査ミスに及ぶと、「骨折はなく医師の見立ても病死、部屋の力士はぶつかりげいこと説明したので…」とみけんにしわを寄せ険しい表情に。同席した都築幸雄犬山署長も「事件性の判断を慎重にすべきだった」とうなだれた。

[2008年2月8日2時33分]

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