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駅伝特集
 このページでは、スポーツ法政の陸上部リポート「オレンジ特急箱根行 2003」を掲載しています。箱根駅伝へ向けたチームの様子をリポートしています。
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presented by スポーツ法政
オレンジ特急箱根行 2003

監督密着!!

〜“成田マジック”を再び〜


 法大を率いて今年5年目を向かえる成田道彦監督。これまでシード権争いにしか名前が出てこなかった法大を(就任)2年目にして4位に導いた。この躍進劇は“成田マジック”と言われ、法大への注目は一気に高まった。

 しかし、前々回の途中棄権。土井、黒田のエースを欠いて16位に終わった前回。ここ2年、法大の力を存分に発揮することができなかった。

 箱根の人気は高い。過熱気味の人気と比例して、選手たちのレベルも年々高まっている。そのため、選手たちは、肉体的にも精神的にも大きな負担を背負っている。極限にまで追い込んでいる選手10人のピークを同じ時期に持っていくのは、至難の技である。そこで、成田監督は「(故障が怖いから)絶対に無理はさせない。体調を聞いて、メニューを軽くしたりする」という練習方法をとっている。「あくまでも選手のための箱根」というのが監督の考え方だ。

 選手からも「やりたいようにやらせてもらえる、理想の指導者です」「自分の体のことが分かるようになった」「監督を信じてやっています」といった声が聞かれた。信頼関係を保つのも、2日間に及ぶ長い箱根路を乗り切る鍵となる。

 12月10日に、登録選手16人が発表された。今年や過去の実績、練習できているか、そして今の体調を基準に選出されたという。29日の区間発表もすでに監督の頭にはあるようだった。「今は故障者がいない。(主要な選手たちには)やってもらわないと困るし。今は練習量を落として、レース感覚を養ったりしながら本番へ向けての練習をしている」と現在の状況を語ってくれた。箱根で最も辛いとされ、得意、不得意がはっきりと分かれる山の走り。今年はその山を登るのを得意とする選手も下りで区間賞を狙う選手もいる。これは、かなり大きな強みとなるであろう。

 去年のように準備不足で臨むことはない。全員が万全の状態で挑めた時、法大の力が存分に発揮されるだろう。

 今まで、多くの選手たち、そしてチームを支えるたくさんの人たちが箱根を走ってきた。同じように歓声に包まれて走ったが、それぞれに思いは違う。笑顔で話せる人もいれば、今も胸に痛みを残している人もいる。誰にとっても、箱根が、自分の青春を賭けることのできる大会だったことは間違いない。

 悔いの残らない走りをして、監督と選手たちがきっと最高の笑顔を見せてくれるだろう。ゴールの大手町で。

(藤井 聡子)

※次回は12月22日更新「直前展望(仮)」をお届けします。

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