松坂弟法大へ!

   法大野球部は12日、スポーツ推薦入試合格者13名を発表した。その中には、西武ライオンズ・松坂大輔投手の実弟、恭平投手も含まれている。彼らの一日も早い活躍を期待したい。

≪投手≫
中野雅俊(北築)
岩浅達也(広島商)
○加藤光教(秋田経法大付)
河内慎吾(三重海星)
松坂恭平(篠崎)

≪捕手≫
植野悠高(土佐)
青木繁道(嘉穂)

≪内野手≫
○山下裕二(日大三)
○田中彰(創価)
鵜飼裕貴(津田学園)

≪外野手≫ 
島田健一(春日部共栄)
藤田啓至(大成)
普久原淳一(桐蔭学園)

○は甲子園経験者


新主将に田中!

  6日、法大は2001年度の役員を発表した。
主  将田中 公浩(法3)
副  将清水 昭秀(文3)
     北原 直也(営3)
マネジャー大塚 健児(法3)


中南米遠征に法大から3選手

全日本大学野球連盟は国際交流基金による中南米への派遣チームを発表した。法大からは清水昭秀(文3)、土居龍太郎(営2)、後藤武敏(文2)の3選手が選ばれた。なお監督は法大の山中正竹監督が務める。選手団は11日に出発。パナマ、ニカラグア、ドミニカ、ベネズエラを回り29日に帰国する予定。


 

新人戦 4投手完封リレー、3位確保

◇11月9日(木)◇3位決定戦
早 大
法 大 ×

【早】●鎌田修、鳴海、田島−坂本、阿部
【法】○奈須、山下、亀川、植山−新里、関根

 法大は2回に渡辺の中前適時打で先制すると、その後も佐々木(法1)の三塁打などで加点。投げては先発奈須(法2)が5回を2安打無失点。後の3投手も早大打線に得点を許さず完封した。これで法大は新人戦の3位が確定。


新人戦 立大に敗れ3位決定戦へ

◇11月3日(金)◇準決勝
立 大
法 大

【立】○速水−和田
【法】●大泉、山下、加藤、植山−関根、藤村

 初回に先制を許した法大は直後に今大会好調の人見(営2)の適時打で同点。しかし、先発大泉(法2)の調子が今ひとつ。結局3回に勝ち越しを許し降板。2番手山下(文1)が走者を許しながらも4回を無失点で切り抜けたが打線がふるわず、8回に3点を追加され万事休す。リーグ戦経験者を多数そろえた立大が一枚上手だった。これで法大は3位決定戦へ。3位決定戦は東都大学野球各部入れ替え戦終了後に行われるため、最短で11月8日(水)となる。


新人戦 新里サヨナラ打!松本好投!

◇11月1日(水)◇1回戦
慶 大
法 大

【慶】●木下−尾形
【法】松本、○奈須−新里

 同点で迎えた9回、2死二塁で新里(法1)がサヨナラ安打を放ち準決勝へコマを進めた。法大は初回に4番伊藤(営2)の左線二塁打で先制。その後なかなか追加点が奪えなかったが先発松本(法1)が7回11奪三振1失点の好投。2番手奈須(法2)も2回をパーフェクトに抑える快投を見せた。準決勝では立大と対戦する。


後藤、連続首位打者、土居、防御率1位 法大タイトル総なめ!!

 先月31日、東京六大学野球秋季リーグは全日程が終了し、全タイトルが確定した。法大は優勝を逃したもののタイトルをほぼ独占した。
 打撃部門では首位打者、打点王に後藤武敏(文2)、本塁打王に日橋広和(文4)が輝いた。後藤の2季連続首位打者は長崎慶一(元法大)、広沢克巳(元明大)に続く史上3人目の快挙。
 投手部門では土居龍太郎(営2)が最優秀防御率、最多勝の2冠を獲得した。
 また、ベストナインも発表され土居、後藤、日橋の3選手が選出された。日橋は満票。

(土居投手)「防御率は自分自身の結果なので満足してる。勝ち星はチームのみんなが打ってくれてナンボなので。来季以降も新たな目標に向かって頑張っていきたい」

(後藤内野手)「今季は“もう1度三冠王”という目標を持って臨んでいた。慶大戦で怪我をして調子はよくなかったが、試合に出る以上怪我は言い訳にできないので気持ちで負けないようにした。次は3季連続の首位打者を狙いながら2度目の三冠王も目指します」

≪投手部門≫
防御率  1位 土居龍太郎(法大) 1.16
      2位 奈須 耕一(法大) 1.38
      3位 和田  毅(早大) 1.55

勝利数  1位 土居龍太郎(法大) 6
      2位 上重  聡(立大) 5
      3位 山本 省吾(慶大) 5

≪打撃部門≫
打率   1位 後藤 武敏(法大) ・395
      2位 日橋 広和(法大) ・354

本塁打  1位 日橋 広和(法大) 3
      2位 三木  仁(慶大)他4人 2

打点   1位 後藤 武敏(法大) 14
      2位 日橋 広和(法大)他1人 11

≪ベストナイン≫
投 手 土居龍太郎(法大)
捕 手 小河 義英(慶大)初
     今村 泰宏(立大)初
一塁手 後藤 武敏(法大)
二塁手 小林 正典(早大)初
三塁手 三木  仁(慶大)初
遊撃手 前田 新悟(明大)初
外野手 日橋 広和(法大)
     喜多 隆志(慶大)3
     義積  司(早大)初
特別賞 上重  聡


廣瀬、広島を逆指名!!

22日のリーグ戦終了後、廣瀬純(営4)主将が広島東洋カープを逆指名した。また、阿部真宏内野手(文4)もプロ入りの意志を表明した。


連勝!2位確保 4年生お疲れ様

土居3度目の完封!2冠当確!!

◇10月21(土)◇1回戦
法 大
明 大

【法】○土居(8試合6勝2敗)−新里
【明】●池田、長尾、大須賀、高山−末弘、岡田

 法大は2回に先制。続く3回には久々に打線がつながり後藤(文2)、山岡(営4)の2点適時打で4点を追加し試合を優位に進めた。先発もエース土居(営2)は本調子ではなかったが、明大打線を散発の4安打に封じ、3塁を踏ませず今季3度目の完封。6勝目をあげ最多勝を確定させた。また、防御率も1.16とし最優秀防御率を確実にした。

(山中監督)「(土曜日は全勝で終わったが)日曜の勝てなくて苦しいシーズンだった。ここ一番で弱さを露呈してしまった」

(廣瀬主将)「明大には春に逆転負けを喫しているので、みんなそれを意識して点を取った後も気を緩めることはなかった。欲を言えばダメ押しが欲しかったけど。(明日は最後なので)悔いのないスイングをしたい。1発ねらいます!」

(亘内野手)「<初出場、初スタメン>(監督に言われたときは)ビックリした。(初打席は)本塁打しか狙ってませんでした(笑)。好守備は奇跡です!自信ないんで(再笑)」

(田中外野手)「<初ヒット、初打点>うれしかった。勝ち点を落としたら5位になってしまうのでどうしても勝ちたかった。お世話になった4年生のためにも明日は勝って送り出したい」

(土居投手)「調子はよくなかったけど、相手が簡単に打ってくれたので球数が少なくて済んだ。最多勝はうれしいことはうれしいが(勝ち星というのは)チームが打ってなんぼなんで・・・」

(後藤内野手)「<3回に2点適時打>久しぶりにチャンスでまわってきたので気合いが入った。<首位打者と打点の2冠王だが>ホントは本塁打も狙いたいけど打撃フォームが崩れるから・・・。2冠ねらい?そうですね。明日は4年が最後なので気持ちよくいい形で終わりたい」


土壇場井上同点打!廣瀬サヨナラ!!有終の美

◇10月22日(日)◇2回戦
明 大
法 大 1X

(延長10回)
【明】岡本、牛田、●大須賀−末弘、徳山
【法】山本、奈須、○藤井(3試合1勝0敗)−新里、浅井

 法大は劇的なサヨナラ勝ちで明大に連勝。8勝5敗、勝ち点3の2位で全日程を終えた。法大は3点ビハインドの3回裏、北川(文4)、後藤(文2)の連続適時打で2点返し1点差。しかし、その後は打線が沈黙。日曜日4連敗という悪夢がちらつき始めた9回裏、二死2塁から途中出場の井上(法4)が起死回生の3塁打で同点。流れは一気に法大へ。続く10回裏、二死1,2塁で打順は4番主将の廣瀬(営4)。思いっきり引っ張った打球が三塁線を破り、法大の2000年秋季リーグは幕を下ろした。なお、3番手で登板した藤井(法3)がリーグ戦初勝利をマークした。

(山中監督)「今日もミスがあった。自分が監督になって1シーズンにこれだけエラーがでたことはなかった。さらに投手は1人だけ、チーム打率も・230くらい。今季の敗因を裏付けている。しかし、今日の9回や10回のような場面というのは今季一度もなかった。久しぶりに背筋がゾッとするような鳥肌が立つような場面のめぐり会えた。みんながミスを帳消しにした。あと、3番手の藤井もよく踏ん張った。<今季を振り返って>2年生の土居と後藤が目立った。だが、それだけ相対的にみれば他が悪かったということ。この2人は立派なプレイヤーになりつつある。しかしこの実力、数字を継続させていくのは本当に難しいこと。これまで優秀だといわれた選手たちはそれを乗り越えてきた。彼らはまだ大学生活の半分が終わっただけ。これからです。<4年生には?>今年の連中は1年生の時に何人か辞めたものがいて残った人たちの負担が大きく、ツライ思いをしてきた。それを分かっていたし、いい人間の集団だった。この代には勝たせてあげたかった。それだけにこの結果は残念。本当に私にとって愛すべき学生たちだった。彼らはここで野球が終わるわけではない。これからも力を合わせて精一杯がんばってほしい」

〜4年生のコメント〜

(廣瀬主将)「最後は“俺が決めよう”と思い打席に入った。最高でした。今季は序盤は(五輪のため)欠場して、帰ってきてからも調子が悪くてチームに迷惑をかけて悩んだ時期もあった。最後にチームに貢献できてよかった。今日で神宮が終わるのはさびしい。自分は神宮で育ててもらったようなものだから。監督には常に右肩上がり(だんだんよくなること)の選手になれと言われてきたのでそのような選手になれてよかった。自分は2年生まで守備・代走要因だった。それが3年生で三冠王を取りここまでこれた。後輩たちにもこうなってほしい。主将としても、このチームは個性派集団でまとめるのが大変だったが、いいチームだった。チームワークの大切さを学んだ」

(住吉副将)「優勝できなかったけど勝って終われてよかった。打席に入ったときは最後だなーって感じ。最後に打てた(中前安打)のはうれしかった。4年間は早かった。印象に残ってるのは先日の早大に負けたとき」

(阿部副将)「いいときもあったからよかったけど、最後が不本意だった。今日の勝利が今までで一番感動した」

(前嶋投手)「下級生の時はよかったが、4年で勝てなかったのが悔しい。今日の試合が4年間で一番に印象」

(北川内野手)「4年間、悔いはあるが最後に勝てたのでよかった。今までのつらいことが一気に吹き飛んだ。最後の試合で出場できてタイムリーも打てたのでよかった。法大で野球が出来てよかった」

(須田内野手)「最後にサヨナラのにホームベースを踏めてよかった。野球をやっててよかった。優勝も経験できたし、いい仲間とも出会えたし、後悔はないです」

(佐藤内野手)「最後はスタメンだったので“行くぞ”と気合いを入れた。ねらうは本塁打のみだったんだけど・・・。山中監督には感謝あるのみです。一番の思い出は根鈴雄次(今春卒業、今年モントリオールエクスポズ傘下の3Aで活躍)との出会い!」

(井上外野手)「(同点打は)最後だったので打ててよかった。一時、ずっと怪我をしてて選手を辞めてコーチなろうと思ったこともあった。だから最後に打てて本当にうれしかった。4年間、いい仲間に出会えて、監督や助監督にはいろいろと助けられた。感謝してます」

(日橋外野手)「試合前は今までお世話になったたくさんの人への感謝の気持ちでいっぱいだった。入学当時はこんなに活躍(4年春ベストナイン、秋は現在本塁打トップ)出来るとは思ってもみなかった。信じられない。思い出はやっぱり最初のホームラン(今秋の東大戦)です」

(山岡外野手)「2年生までは練習しなくて3年から気合いを入れて頑張ったらメンバーに入れてどうにかなるもんだと実感した。これからは普通に就職します。つまり現役引退です」

(土子外野手)「試合には出れなかったけど頑張ってきたことが出てよかったと思っている。肩の故障でプレーできないのにベンチ入りさせてもらってうれしい。監督に今より将来を考えてくじけずに肩を治して社会人で頑張れと言われ吹っ切れた。そのおかげで練習でのバッキャ(バッティングキャッチャー)もできた。チームに少しでも貢献したかったから。優勝してないけど優勝したように気分は晴れています」

〜下級生のコメント〜

(清水内野手)「不本意なシーズンだった。チームも自分も不安定。二度とこのようなことにならないよう、来年はいい結果が残せるように明日からがんばります!」

(土居投手)「自分自身はよかったが、優勝できず4年生には申し訳ない。来年はもっと高いレベルで野球がやりたい」

(後藤内野手)「(今日の試合は)久しぶりに感動した。今のチームに一番ふさわしい終わり方だった。(首位打者は)神頼みです」

(奈須投手)「中継ぎとして出てきて勝てる試合で勝てなかったのが悔しい。不満足。同学年のピッチャーががんばってるから負けないようにがんばりたい」

(新里捕手)「後半から試合に出られて貴重な経験になった。ただ自分のミスで負けた試合があったので4年の人たちには申し訳ない。これからは常に試合に出場して活躍したい」


打線低迷・・・ Vの望み完全消滅

土居完封!通算10勝目!!

◇10月14日(土)◇1回戦
早 大
法 大 ×

【早】●鎌田−林川
【法】○土居(5試合4勝1敗)−新里

 法大は2回、先頭の日橋(文4)の二塁打などで1死三塁とすると鎌田との相性のいい7番青山(文3)が左前適時打を放ち先制。先発の土居(営2)は先頭打者にいきなり死球を与えるなど立ち上がり不安定。しかしショート阿部(文4)が立て続けに好プレーを見せ無失点で切り抜けると、その後は要所を締め4安打しか許さず通算10勝目を完封で飾った。

(山中監督)「土居はそんなに調子はよさそうではなかったが、それ以上に早大の打線の調子が悪かったようだ。今日のうちにはまたミスがあったが、相手のミスに助けられて無失点で終われた。これはラッキーとしか言い様がない。打線のほうは今日の鎌田を序盤から攻略できないのならまだまだ本調子とも昇り調子ともいえない」

(廣瀬主将)「(初ヒットは)うれしかった。練習のシート打撃でも調子がよかったのでこれから上向きになれば。チームも勝ててよかった」

(阿部内野手)「<土居を救った好守備>打ててないからね〜。まあ連勝していかなければならないので頑張って守っていきます(笑)。自衛隊の気持ちで!意味?守り専門ってこと(笑)」

(日橋外野手)「<2二塁打>自分の神宮初打席が鎌田からの三振だった。だから鎌田から打つために頑張ってきた。今日は4年間の集大成ですね」

(青山外野手)「<今季初ヒットが先制タイムリー>嬉しいと同時にホッとしてる。(鎌田との相性を)期待して監督も使ってくれたと思うので結果が出せてよかったです」

(後藤内野手)「<8回に追加点となる二塁打>この打席は集中して打席に入れた。(慶大戦で怪我した右足は)もう大丈夫です。(今日の1打点で)今、2冠っスよね〜」

(土居投手)「立ち上がりは球速もキレもなかったのでコントロールだけ気をつけました。(通算10勝目は)よかったです」

 


初先発松本、好投報われず・・・

◇10月15(日)◇2回戦
法 大
早 大 ×

【法】松本、●奈須(6試合0勝1敗)−新里
【早】江尻、○和田−林川
<本>【早】野口

 法大は1年生左腕の松本(法1)がリーグ戦初先発。5回を投げ2失点、4回までは無安打無得点という内容で次に期待を持たせる投球を見せた。しかし打線はこの日も不調。特に早大2番手の和田には5回で12三振を喫すなど手も足も出なかった。

(山中監督)「松本は復調していたし、早稲田の左打者を抑えることが勝利に結びつくと考えたので先発させた。打線は和田の緩急にやられた。打てそうだったのは後藤だけ。ピッチャーに頑張ってもらうしかない」

(廣瀬主将)「明日、明日、明日!<足早に球場を立ち去る>」

(松本投手)「(初先発は)嬉しかった。調子はよくなかったけど低めに丁寧に、を心掛けた。全体としては満足しているけど5回が・・・。60点か70点ってところです」


またも和田に・・・ 連覇夢散

◇10月16日(月)◇3回戦
早 大
法 大 ×

【早】○鎌田、和田−林川
【法】●土居(7試合5勝2敗)、亀川、奈須−新里、浅井

 前日に続く逆転負けで勝ち点を落とした。法大打線連日の貧打。2回に新里(法1)の内野ゴロの間に挙げた1点だけ。早大和田からは1本の安打も打てず2日続けて苦汁を舐めさせられた。法大先発の土居(営2)は7回を2失点(自責1)の好投も報われず。法大はこの時点で6勝5敗、勝ち点2。17日の試合で慶大が勝ったため優勝の可能性はなくなった。

(山中監督)「両チームとも絶対の落とせない試合、そういう中で偶然の勝利というのは起こりえない。結果が実力。打線も選手みんながいろいろ考え、反省したりビデオで研究してもこの結果。これが今の実力。春の結果が実力ではなくフロックだったといわれても仕方がない。今季は投打のバランスが悪かった。土居は孤軍奮闘だった。現在チームの中心にいるのが2年生。この状況を上級生、特に3年生がどう捉えているか。また、廣瀬というチームの中の大きな存在が五輪で抜けたのも痛かった。彼は今までの主将とは違う強烈なリーダーシップを発揮していた。彼がいない間の代わりのリーダーがいなかった。自分も含め、我々皆に妥協というものがあったのかもしれない。明大戦は優勝というプレッシャーがなくなったので選手ものびのびやれると思う。いい形で締めくくりたい」

(廣瀬主将)「悔しい。とにかく打てなかった。(明大戦は)今までの努力が無駄にならないように頑張る。これが(法政での)最後の練習になるかもしれないので悔いの残らないように、自分をもっと追い込んでいきたい」


 

法大勝ち点2! おかえり廣瀬

土居、奈須完封リレー!スミ1まもる

◇9月30日(土)◇1回戦
立 大
法 大 ×

【立】●上重−今村
【法】○土居(4試合3勝1敗)、奈須−浅井

 法大は初回、この日1番に入った阿部(文4)が安打で出塁し、一死2塁とすると3番後藤(文2)の中前適時打で幸先よく先制。しかし、これ以降は立大上重をまったく打てず、放った安打は結局この2本だけ。だが、この1点を先発土居(営2)と奈須(法2)が何とか守りきり逃げ切った。

(山中監督)「今日は上重のペースにはまってしまった。(廣瀬の復帰は)チームの中心が帰ってきたわけだから、チームは盛り上がる。ただ今日は空回りだったかな」

(廣瀬主将)「今日は楽しみました。五輪とはまた違う楽しさがあった。今日の打線は中途半端が多かった。明日はそうならないように」

(土居投手)「<7回無失点も調子は今ひとつ>迷惑かけてしまいました。勝ててよかった」


打線沈黙 完封負け

◇10月1(日)◇2回戦
法 大
立 大 ×

【法】●山本(2試合0勝1敗)、藤井−新里
【立】上野−今村
<本>【立】今村

 法大は打線がまったく振るわず散発6安打の完封負け。三塁さえ踏むことができなかった。今季初先発の山本(営3)は再三走者を許すものの6回2失点とまずまずの投球。しかし打線の援護に恵まれなかった。

(山中監督)「打てない。(打線の状態は)どん底です。守りもミスが多すぎる。ミスというのはその時失点しなくても後でじわじわ効いてくる。苦しい状況だが明日以降も頑張りたい」

(廣瀬主将)「(負けたことは)悔しい。打線は今日も中途半端だった。考えすぎなのかな」

(新里捕手)「<初スタメン>スタメンを言われたのは今日。守りはまずまずだったが、チャンスで打てなかったのが悔しい」


清水満塁弾!勝ち点取った!!

◇10月2日(月)◇3回戦
立 大
法 大 ×

【立】●上重、上野、速水−今村
【法】奈須、○土居(5試合4勝1敗)−新里
<本>【法】清水1号

 法大が2勝1敗で勝ち点2とし優勝争いに踏みとどまった。1-1で迎えた6回、立大先発上重を攻め一死満塁とすると日橋(文4)が押し出し四球を選び勝ち越し。さらに続く清水(文3)が代わったばかりの上野の初球をフルスイングすると打球は左翼席へ。この満塁本塁打で試合を決めた。法大土居(営2)は今季4勝目。

(山中監督)「打線の状態はまだそんなによくない。清水の場面は上野は代わったばかりだったのであの場面では初球は直球しかない、と言ったら彼の1番好きなところにきた。次の試合までは幸い時間があるので、その間はいいところは持続させ悪い点は改善していきたい」

(廣瀬主将)「勝ててよかったが、昨日の負けが後に響かなければいいんだけど・・・」

(清水内野手)「打ったのはまっすぐ。春の好成績がたまたまだったと言われないようにこの後も頑張りたい」

(後藤内野手)「<初戦に続き同期の上重のから先制打>あいつには負けたくないですからね」


序盤戦のヤマ場 痛い黒星

値千金!日橋逆転2ラン!!

◇9月23日(土)◇1回戦
慶 大
法 大 ×

【慶】山本、●長田、安岡−小河
【法】○土居(2試合2勝)−北原、浅井
<本>【法】日橋2号

 法大が終盤の見事な逆転劇で初戦を飾った。この日の法大打線は慶大先発の山本の前に6回まで無安打無得点と大苦戦。しかし1点ビハインドの7回、2番手の長田から阿部が初ヒットを放つと、6番日橋が右翼席上段へ逆転の本塁打。これを法大先発の土居が何とか守りきった。

(山中監督)「春、うちは山本を攻略して長田に抑えられた。それを考えれば交代は当然の策。結果的にラッキーだった。今日は粘り勝ちです」

(住吉副将)「細かいミスが多くて歯車がかみ合わなかった。日橋のホームランは大きかった。とにかく明日で決めたい」

(日橋外野手)「打ったのはスライダーかカーブ。(自分の)前に阿部が打ったので、4年生で決めてやろうと思ってた。最近2年が騒がれているからね。今は自分たちの代だから」

(土居投手)「<熱を出しながら完投勝利>自分が抑えていれば必ず点を取ってくれると信じていた。今日は悪いなりに抑えられたので本当に嬉しかった。それに慶応には春に1度やられているので。やられたらやり返さないと」


前嶋KO,連勝ストップ

◇9月24(日)◇2回戦
法 大
慶 大 ×

【法】●前嶋(2試合1勝1敗)、奈須、山本−浅井
【慶】中村−栗林
<本>【法】日橋3号

 この日は先発の前嶋が大乱調。初回、1死しか奪えず4失点、わずか18球での降板だった。法大は2回、好調日橋の2試合連続の本塁打で反撃かと思われたが、その後は慶大中村に完全に抑えられてしまった。

(山中監督)「前嶋は不安定だった。打線もまた同じ人(日橋)の本塁打だけ。劣悪です。今日は素人のようなミスが多かった。しっかりと守らないと」

(住吉副将)「完敗。また明日から出直しです」


痛っ・・・、逆転負け

◇9月25日(月)◇3回戦
慶 大
法 大

【慶】山本、○長田、中村−小河
【法】●土居(3試合2勝1敗)、奈須−浅井
<本>【慶】喜多、前田

 序盤戦の大きなヤマだった慶大戦。法大は痛い逆転負けで勝ち点を奪えなかった。法大先発の土居は「今日は球が走らず,再三先頭打者を出してしんどかった」と言うように調子は今ひとつ。しかし,この日は打線が奮起。慶大に必死に食らいつく。そして7回、日橋の二塁打でついに逆転。このまま逃げ切るかと思われたが、直後に逆転を許すともう追いつく力はなかった。

(山中監督)「すべてにおいてミスが響いた。ゲッツーがとれない、外野の送球ミス,エンドランで空振り・・・。ピッチャーもあれだけ先頭打者を出せばいつかはつかまる。ピッチャーにはいい日もあれば悪い日もある。調子の悪さをカバーできるのがエースの資質。土居にとってはこれからの課題」

(住吉副将)「ミスが多い。守ってる時間が長くて抑えないといけないときにそれができなかった。打線はここ一番であと1本が出ない。廣瀬が帰ってくるまで負けるわけにはいかなかったが申し訳ない」


連覇へ向け好発進!!

土居惜しい!1安打完封

◇9月9日(土)◇1回戦
東 大
法 大×

【東】●加治佐−山口直
【法】○土居(1試合1勝)−浅井
<本>【法】日橋1号、後藤1号

 春秋連覇を狙う法大が幸先のいい東大に先勝し幸先のいいスタートを切った。法大は2回、日橋(文4)が自身初となる本塁打で先制。3回には春の三冠王4番後藤(文2)が弾丸ライナーでバックスクリーン左へ運び加点。しかし、この日の打線は東大・加治佐に苦戦。得点はこの2本塁打のみで5安打しか打てなかった。だが、この日の先発土居(営2)にはこれで十分。「これまでで一番の出来」というように、MAX146キロの直球と得意のスライダーがさえ、東大に6回まで1人の走者も許さない。しかし7回、先頭の小林の詰まった打球が左線へ。大記録は逃したものの、1安打完封とすばらしい好投だった。

(山中監督)「土居はもったいなかった。春も東大戦では完封しているので自信を持って投げれていた。打線のほうが5安打だけなのは気になる。打線はみずもの。春と同じように、というのはなかなか難しい。秋は自分たちの実力で優勝をもぎとりたい」

(住吉副将)「廣瀬が帰ってくるまでの間は負けられない。自分自身も最後のシーズンなので精一杯頑張りたい。<開会式の選手宣誓について>選手宣誓は初めて。いい経験になった。主将以外がやったのは初めてなんじゃないかな?(笑)」

(日橋外野手)「<4年生での初本塁打>(この本塁打は)忘れられなくなりそう」

(土居投手)「パーフェクトは3回くらいから意識はしてた。(初の開幕投手だったが)特に緊張はしなかった。いつも通り。自分が投げる試合は負けないように頑張りたい」

(後藤内野手)「(本塁打は)手ごたえ十分だった。腰の回転に注意してセンター方向への打撃を練習していたのでよかった。それに今は周りが見えているので余裕を持って打席に入れる」


打線爆発!! 前嶋、久々の勝ち星!

◇9月10日(日)◇2回戦
法 大15
東 大

【法】○前嶋(1試合1勝)、奈須、松本−北原、新里、石岡
【東】●井上、児矢野、梅下、中河原−山口直

   この日は法大打線が爆発し、18安打で15点を奪う猛攻。東大に大勝し勝ち点を挙げた。なかでも4番後藤(文2)が4打点、5番日橋(文4)が3打点と前日に続く活躍を見せた。法大の先発は復活に挑む前嶋(文4)。「調子はよくなかった」が5回を無失点で切り抜け、99年春の明大戦以来の勝ち星を挙げた。また2番手奈須(法2)の好投が光った。

(山中監督)「前嶋はよくなかった。肩がよくなくて怖くて腕が振れていなかった。それでコントロールも悪かった。打線はこの投手だったら打って当然。スタメンを変えたのは昨日のメンバーが調子がよくなかったから。試合のなかで調整させるという手もあるがうちはレギュラーと控えの力の差がほとんどないので、調子が悪ければどんどん代えていく。次の慶応戦がヤマになる。後藤も慶応戦で打って本物」

(住吉副将)「今日はベンチの雰囲気がよかった。昨日のミーティングの成果が出た。(3安打1打点の打撃は)たまたま、まぐれ(笑)。慶応は投手がいいがいつもの力を発揮すれば打てる。連勝して2日で決めたい」

(前嶋投手)「<約1年半ぶりの勝利に>しんどかった。今日は悪いなりに何とか抑えられた。今日は肩が痛くて思い切り投げれなかったので、慶応戦までに完ぺきに治したい」

(田中外野手)「<初スタメン>緊張はなかったけど(3タコでは)話にならない。次頑張ります」

(金井外野手)「<こちらも初スタメン>緊張はしなかった。練習通りにできた。(初回に初打席初安打)1本でて気が軽くなった」

(後藤内野手)「<2試合で打率・625、1本、6打点>連続三冠王を狙うつもりでやってます!(7回の盗塁は)アピールしたかったので走った」

(新里捕手)「<神宮デビュー>普段通りできた。セールスポイントは守備だけど、今日は打撃で頑張りたかった。これだけで終わらず多く試合に出たい」


開幕直前、山中監督に聞く

 いよいよ明日から東京六大学野球秋季リーグ開幕する。春の覇者・法大は連覇で20世紀最後のリーグ戦を締めくくれるのか。開幕直前、山中監督に話をうかがった。

 「(シドニー五輪参加のため)主将の廣瀬がいないのは大きい。彼は技術面でも精神面でもチームの柱になっている。しかし、野手陣の層は厚い。上級生を中心に高いレベルで競っていて、誰が出てきても遜色のない活躍ができる。ただ、今の六大学の投手のレベルは高い。いい投手がでできたらなかなか打てるものではない。やはり投手陣が鍵になるだろう。投手陣は決してよいとはいえないが、春は2年生の土居、亀川の2人が出てきた。春の経験、実績は2人を成長させたとは思う。さらに前嶋に復調の兆しが見えてきたし、奈須も完投は無理かもしれないが、短いイニングなら任せられるようにはなってきた。オープン戦は負けなし(12勝2分)だったが、オープン戦に結果は求めていない。確かにオープン戦とはいえ負けないことはよい事だが、内容が大事。今季は廣瀬がいない序盤戦、特に慶大戦がヤマとなるだろう。ここをうまく乗り切っていきたい」

 春はチーム打率・316、本塁打12と強力打線でリーグ戦を制した。その打撃陣は今季も健在。夏季オープン戦では14試合でチーム打率・350、本塁打13と春以上に威力を増した。中でも阿部(文4)は22打数15安打(打率・682)と驚異的な数字を残している。2年時から法大打線の中軸を負かされてきた阿部。シドニー五輪代表候補に最後まで残りながら最終選考で涙をのんだ。その悔しさを秋季リーグにぶつけてほしい。阿部をはじめとする4年生にとっては大学生活最後のシーズンとなる。悔いの残らないシーズンにしてほしい。

田尻耕太郎

秋季リーグ日程発表 初戦は東大

 日程表

第1週 9/ 9(土)  東 大 - 法 大 早 大 - 立 大
      10(日)   立 大 - 早 大  法 大 - 東 大

第2週   16(土)  明 大 - 立 大  東 大 - 慶 大
      17 (日)   慶 大 - 東 大  立 大 - 明 大

第3週 23 (土) ※ 慶 大 - 法 大 早 大 - 明 大
      24 (日) ※ 明 大 - 早 大  法 大 - 慶 大

第4週    30 (土)   立 大 - 法 大  早 大 - 東 大
    10/ 1 (日)   東 大 - 早 大  法 大 - 立 大

第5週     7 (土)   東 大 - 明 大  慶 大 - 立 大
       8 (日)   立 大 - 慶 大  明 大 - 東 大

第6週   14 (土)   早 大 - 法 大  慶 大 - 明 大
     15 (日)   明 大 - 慶 大  法 大 - 早 大

第7週   21 (土)   法 大 - 明 大  立 大 - 東 大
     22 (日)   東 大 - 立 大  明 大 - 法 大

第8週   28 (土)   慶 大 - 早 大
      29 (日)   早 大 - 慶 大

    ※はプロ野球併用日

■試合開始時刻
○2試合の日:11:00
○1試合の日:13:00

   


五輪野球 日本4位、廣瀬2三振・・・

◇9月27(水)◇3位決定戦〜シドニー・ベースボールスタジアム
日 本
韓 国 ×

【日】●松坂−鈴木
【韓】○具嘉晟−洪性折

(廣瀬純の五輪での成績)17打数5安打(打率・294)打点1


五輪野球 日本完敗、廣瀬見事な二塁打!

◇9月26(火)◇準決勝〜シドニー・ベースボールセンター
日 本
キューバ ×

【日】●黒木、石川−鈴木
【キ】○コントレラス−ベスタノ

 日本は完封負けを喫し、3位決定戦に臨むこととなった。
 法大の廣瀬純(営4)は7回の守備から出場。直後の打席では初球を左中間へ運び二塁打。だが後続が続かず、ホームに帰ってくることはできなかった。
 日本は明日、銅メダルをかけ米国vs韓国の勝者と対戦する。


五輪野球 日本予選4位、廣瀬は出場なし

◇9月24日(日)◇予選リーグ〜ベースボールセンター
キューバ
日 本

【キ】アラゴン、○バジェ、ロドリゲス−マンリケ
【日】山田、●渡辺、杉浦、河野−鈴木
<本>【キ】キンデラン


五輪野球 日本敗戦も決勝Tへ、廣瀬はスタメンもノーヒット

◇9月23日(土)◇予選リーグ〜ベースボールスタジアム
韓 国
日 本

(延長10回)

【韓】チョン・ミンテ、ク・デソン、イム・チャンヨン、ソン・ジンウ、○チン・ピルジュン―ホン・ソンフン
【日】松坂,●土井−鈴木
<本>【韓】イ・スンヨプ


五輪野球 日本圧勝、廣瀬大活躍!3安打1打点!!

◇9月22(金)◇予選リーグ〜シドニー・ベースボールセンター
日 本
南アフリカ

【日】吉見、杉内、○杉浦、河野、山田−阿部
【南】●ドーブ、モーリッツ、ファンニカーク、B・ハレル−ケンプ
<本>【日】中村、田中

 日本が序盤から確実に加点し南アフリカに圧勝。投げても5投手の完封リレーで相手をまったく寄せ付けなかった。
 法大の廣瀬純(営4)は今大会初スタメン、7番右翼手で出場。第1打席で初球をレフト前に痛烈にはじき返すと、第2打席でも左前安打。さらに8回の第4打席でも無死二塁で左前適時打を放ち初打点をマーク。この日は5打数3安打1打点と大活躍。スタメン定着を猛アピールした。
 日本は23日、宿敵韓国と対戦する。


五輪野球 日本逆転勝利、廣瀬途中出場

◇9月20日(水)◇予選リーグ〜シドニー・ベースボールセンター
日 本
イタリア

【日】山田、○渡辺、石川、土井−鈴木
【イ】●ベット、リッチ、−マドンナ
<本>【日】田中

 日本が逆転勝ちで3連勝を飾った。日本は初回に先制を許したが、直後に田中の本塁打で同点。その後も鈴木、中村などプロ選手の活躍で加点した。
 法大の廣瀬純(営4)は7回のライトの守備から出場。9回に打席が回ってきたが左飛に倒れた。
 日本は明後日、南アフリカと対戦する。


五輪野球 日本逆転勝利、廣瀬は出場機会なし

◇9月19日(火)◇予選リーグ〜シドニー・ベースボールスタジアム
日 本
豪 州

【日】○黒木、石川−鈴木
【豪】ハットン、●エトルズ、ベッカー、ホワイト−モイル
<本>【日】沖原    【豪】ニルソン

 3−3で迎えた6回、日本は鈴木の適時打で勝ち越し。さらに沖原が左越3ランを放ち突き放した。日本先発の黒木は元中日のニルソン(当時の登録名ディンゴ)に一発を浴びたものの8回3失点の見事な投球を見せた。
 法大の廣瀬純(営4)は出場せず。
 日本のは明日、イタリアと対戦する。

 


五輪野球 日本快勝!廣瀬は今日も途中出場

◇9月18日(月)◇予選リーグ〜ベースボールスタジアム
オランダ
日 本 × 10

【オ】●スチュワルト−ディクホフ−レマスワール−ベリアーツ−デランヘ−バレンティナ、イセニア
【日】○吉見、土井、河野−鈴木
<本>【オ】ファンヘトクローステル
    【日】中村、松中

 日本は中村、松中の連続本塁打など打線が爆発し、オランダに圧勝した。
 法大・廣瀬純(営4)は7回、一死一、二塁の場面で代打で登場したが右飛。第2打席はレフト頭上へいい当たりを放ったが、ファインプレーに阻まれこの日はノーヒットに終わった。
 日本は明日(19日)、地元のオーストラリアと対戦する。


五輪野球 日本惜敗、廣瀬は途中出場

◇9月17日(日)◇予選リーグ〜シドニー・ベースボールスタジアム
日 本
米 国 2X
(延長13回)

【日】松坂、●杉内−鈴木
【米】シーツ、ヒームズ 、 ショー、ウィリアムズ、○フランクリン −ジャンセン
<本>【米】ニール

 延長13回の激闘だったが、2番手の杉内が3番ニールに右翼席へサヨナラ2ランを浴び大事な初戦を落とした。
 法大の廣瀬純(営4)は7回裏の守備から「7番右翼手」で出場。9回2死一塁でまわって来た第1打席ではその後の同点打を呼び込む内野安打。12回の第2打席では3球目の変化球を完ぺきに捕らえたが打球は惜しくも左翼ポールの左へと消えた。この打席は結局三振に倒れた。試合には敗れたが廣瀬は2打席とも初球をフルスイング、守っては右中間に抜けそうな打球を身体を張って止めるなどはつらつとしたプレーを見せた。日本は明日、オランダと対戦する。


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