<9月4日更新>
二季連続優勝へ!秋季リーグ戦9月8日開幕
1日2試合の場合11時開始。1試合の場合13時開始。
大学選手権 東海大に屈辱 決勝進出ならず東京六大学リーグを制覇し、勢いに乗る法大は悲願の日本一を目指し、全日本大学選手権に臨んだ。 二回戦 対 広島経済大
(広)河村 ― 花崎 (法)松本祥、奈須 ― 浅井 法大の先発は松本祥。全国大会初出場となったが、6回を4安打無失点に抑える好投をみせる。一方打線は広経大・河村に対し度々走者を置くもののなかなか決定打がでない。しかし、6回に2死一・二塁から伊藤が左中間へ二点適時二塁打を放ち、ようやく先制点をあげる。7回からは奈須が登板し、相手打線を無安打に抑え完封リレーで初戦を突破した。
伊藤外野手(決勝の2点二塁打)・・・リーグ戦では打つことが出来なかったのに、大事な選手権で使ってくれた監督の期待に応えて打つことが出来て良かった。今日はウチらしい試合が出来なかったので、明日からも自分が打って勝ちたい。 松本祥平投手(先発し、6回無失点)・・・先発は昨日言われたが、全国大会初出場なので緊張した。ストレートが走っていなくて、調子はよくなかったけど、四球をださないように心がけた。点を取られなかったので結果は良かったと思う。今後も投げる機会があれば、自分の役割を果たしたいと思う。 奈須投手(救援登板、3回無失点6奪三振)・・・調子自体はいつもと変わらない。リーグ戦が終わってからは体調管理にだけ気をつけてきた。(明日以降も)優勝という目標に向けて1戦1戦戦うだけ。登板したら0点に抑えられるように頑張りたい。 田中主将・・・リーグ戦の最終戦から間があいてしまったので、今日のチームの雰囲気は少しいつもとは違っていた。(選手権に向けては)リーグ戦で打てなかったからバッティング練習を中心にし、打って勝てるようにしてきたつもりだが・・。 (明日以降は)六大の代表というプライドや誇りはあるけれど、常に挑戦の気持ちを持ち続けて戦いたい。 山中監督・・・(初戦を終えて)出場しているチームは特に強いところもない。しかし、六大学というものを倒そうとしてきている。その中でも「受けてたつ」気持ちは絶対に持ってはいけない。相手の河村は良いピッチャーだった。翻弄されていた。松本祥平は、状態が良かったから投げさせた。トーナメントを戦ううえで、ピッチャーを温存させることを考え過ぎてもいけないし、考えないわけにもいかない。伊藤は打力のある選手だが穴もある。しかし、こういうトーナメントではその穴が見にくい。
準々決勝 対 北海道東海大
(法)土居、松本祥 ― 浅井 (北)渡辺、古川 ― 松尾 法大は初回、北海道東海大先発の渡辺の乱調に乗じ、押し出しの四球で1点を先 制。同点に追いつかれた直後の4回にも澤村の適時打で加点し、突き放す。しかし、 法大先発の土居が踏ん張りきれず再び同点にされてしまい、土居はこの回で降板し た。5回からは松本祥が救援し、昨日に続き得点を許さない。法大は8回、1死2塁 から浅井が左翼へ二点本塁打を放ち、勝ち越しに成功した。松本祥は5回を無安打に 抑え、この大会2勝目。チームの4強進出に大きく貢献した。
浅井捕手(8回、勝ち越しの2点本塁打)・・・(打った球は)スライダーだと思う。うれしかった。(フォームの改造の成果は)うまくいってると思う。 松本祥平投手(救援登板、今大会2勝目)・・・連投という形になったが、肩のはりはあまりなかった。初めは腕がよく触れていたけど途中からボールをおきにいってしまった。安打は打たれなかったけど、3四球は安打だと考えている。この2試合で結果が出ているので大きな自信になっている。今後も投げろと言われれば、集中して一生懸命投げる。 田中主将・・・(今日の試合について)うまくいかない。1回にチャンスを作ったが、あそこで決めなければならなかったのに決められなかったり。 (明日の東海戦に向けて)挑戦する気持ち、つなぐ気持ちを忘れずにいきたい。 和田助監督・・・土居は久し振りの実戦のマウンドで、その感覚を取り戻そうとして
いたが、リズムが良くなかった。 浅井の本塁打は投手が代わったところで 打ってくれた。むずかしい球だったが上手く打った。 準決勝 対 東海大
(法)奈須、松本祥、土居、亀川 ― 浅井 (東)久保 ― 小田嶋 法大・奈須、東海大はエース・久保が先発。初回、東海大は小田嶋の適時二塁打で先制。その後も法大の継投策に対し、好機を確実に生かし追加点を上げる。対する法大は好機は作るものの決定打に欠き久保を攻略できない。八回に清水の適時打などで追い上げるが、時既に遅し。東京六大学代表としては歴代最多得点差となる敗退を喫し、決勝進出ならなかった。
田中主将・・・完全な負け。自分達の力がなかった。リーグ戦の優勝のうれしさは消え、悔しさだけが残った。精神面を鍛え直し、この悔しさを秋にぶつけていきたい。
山中監督・・・新チーム結成の時から日本一にならなくてはいけないと思っていた。それは選手も強く思っていたことだ。リーグ戦苦戦を強いられたが、どうにか盛り返した。そして臨んだ全日本選手権。故障者がいたこともあり力負けをしてしまった。残念な結果である。その中で、河野が故障したした事はとてもショックであった。リーグ戦、最も活躍した選手である。その河野が戦線離脱したことはチームにも影響がでた。全員が十分な状態でスタートできなかったのが悔やまれる。今はまだこれから(秋に向けて)の事を考えられる状況ではない。まず、気持ちの整理をつけることから始めるつもりだ。
全日本大学選手権 組み合わせ決定6月12日から神宮球場で行われる全日本大学選手権。東京六大学リーグの代表として出場する法大。初戦は、大会5日目、16日の2:00〜、東農大生物産業学部(北海道学生)と 広島経済大(広島六大学)の勝者と対戦する事が決定した。
優勝決定戦制す!勝ち点4で2季ぶり40回目のV 勝っても負けても今季の最終試合となる立大3回戦。法大は2回戦で零封された立大の先発・多田野の立ち上がりを攻めて先制する。投げては土居が無四球完封と好投し、見事2季ぶり40回目の優勝を決めた。 第3戦
(立)多田野 ― 今村 (法)土居 ― 浅井 法大は初回、先頭打者の河野が内野安打、続く南が死球で無死1、2塁のチャンスを作ると、4番に座った後藤が3塁線に適時2塁打を放ち2点を先制。その後の援護点はなかったものの、先発の土居が無四球完封、10奪三振と好投。9回2死から連打を浴びたが、最後は代打の多幡を打ち取りゲームセット。40回目のリーグ優勝を飾るにふさわしい好試合であった。
(優勝について)自力優勝できて嬉しい。去年は、リーグ戦中ずっと好調だったので大学選手権に向けて不安になったが、今年は上り調子で来ているので(精神的に)有利になれると思う。日本一を目指します」 河野外野手「本当に嬉しい。4打席中3出塁できたので、今日の試合はこれまでで最高の形で仕事ができた。(初のリーグ戦全試合先発出場について)今季はいろいろな経験をすることができたし、大きな財産にもなった。選手権でもどんどん塁にでて、チームを盛り上げて行きたい」 田中主将「素直に嬉しい。早稲田に負けて自力優勝がなくなりかけたが、そこで諦めずに戦えたのが勝因だろう。自分達の思い描いていた野球は出来なかったが、みんなで協力してひとつになれたのがよかった。
清水内野手「優勝できて嬉しい。自分達の代でできたので格別。(今季は)守備は安定していたと思うが、打撃はまだまだ。大学選手権ではそのあたりを頑張りたい」 多井外野手「優勝は嬉しい。今季は調子がよかった。大学選手権も優勝したい」 南外野手「優勝は最高に嬉しい。大学選手権も頑張りたい」 奈須投手「優勝したという実感はあまりない。今季は長いイニングをなげさせてもらって良い経験ができた。特に慶大戦での完投勝利は大きな自信になった。今度は大学日本一という目標にむけて、登板機会があれば絶対に勝ちたい」 亀川投手「去年は自分が出ていて優勝したが、今季はあまり出番がなかったので複雑。最近は調子があがっていたので投げてチームに貢献したかった。短期間で結果を残すのは難しいと思うが、大学選手権では頑張りたい」 澤村内野手「自分はあまりいい活躍ができなかったが、優勝っていいものだなぁと思った。大学選手権では、ひとつひとつ自分の仕事をしっかりやりたい」 金井内野手「優勝できて嬉しい。自分自身を振り返ると、数字どうこうよりも精神面が弱いことが課題。内面から強い選手になりたいと思う。今チームの雰囲気はとてもいいので、大学選手権もリーグ戦以上にチーム一丸となって勝ちにいきたい」 人見内野手「一度は優勝が遠のいてしまったが、全員で諦めずにいけたのが(優勝に)つながったと思う。個人的には早大戦がすべてだった。それを維持することができなかったのが残念」 長崎外野手「優勝は最高!シーズン前半はケガで試合に出られず悔しかった。あまりチームに貢献できなかったので、その分大学選手権で頑張りたい」
立大2回戦 延長で敗れる 1勝1敗で最終戦へ立大との1回戦をものにし、優勝へ王手をかけていた法大だったが、惜しくも2回戦はサヨナラ負けを喫した。対戦成績は1勝1敗、3回戦の勝者が優勝となる。
第2戦
(法)奈須 ― 浅井 (立)多田野 ― 今村 法大・奈須、立大・多田野の両先発投手は、走者を出しながらも粘り強い投球を見せ、0−0のまま試合は延長戦へ。
田中主将「今日のチームの状態はいつもどおり。やはり好機に(点を)取れなかったことがすべてだった。もっと早く取れていれば奈須も楽に投げられただろう。 山中監督「今日は序盤のチャンスをものにすることができなかった。多田野を早い回に降板させたかったが残念。
対立大1回戦 法大先勝 Vに王手東京六大学野球第7週、ここまで7勝3敗・勝点3の法大は、7勝2敗・勝点3の立大と対戦。勝点をあげたほうが優勝となる大一番である。その初戦が今日行われ、法大は3−1で立大を下した。明日行われる第2戦で法大が勝てば、2季ぶり40度目の優勝となる。 第1戦
(立)多田野、上重 ― 今村 (法)土居 ― 浅井 法大は初回、2死無走者から四球と安打で1・3塁とし、5番後藤の左前適時打で先制。続く2回にも敵失で加点し、序盤で主導権を握る。
山中監督「快勝?エースと中軸が活躍すれば快勝かもしれないが、理想は高いところにある。まだ1つ勝っただけである。選手達も分かっていることだ。 後藤内野手(今季第1号ソロを含む2打点をあげる)
「(先制適時打について)打った球はスライダー。来たボールを思い切りたたいた。 土居投手(立大打線を4安打1失点に抑え完投勝利) 「試合にはいつもどおり臨んだ。別に気負いとかはなかった。肘と肩に疲労があってスピードが出ないので、コントロールと緩急を使って丁寧に投げた。ボールを先行させると相手のペースになってしまい潰れてしまう。後藤の本塁打はでかかった。」 田中主将「今日はいい勝ち方だった。多田野を攻略しようと皆で話し合った結果、6安打で3点と効率よく点を取ることができた。具体的には、右打者には外角のスライダーが多いからつまってでも右へもっていくように、左打者は各自で決め球を絞って打つようにと徹底した。これが試合に出た者も出なかった者も意識付けできていたのがよかった。明日は40回目の優勝とかを意識せずに、1イニングずつ集中して勝ちたい」
慶大戦 勝点ゲット 最終節Vをかけて直接対決へ 東京六大学野球第6週、法大は既に優勝の可能性が消えている慶大と対戦。優勝のためには勝点を落とせない状態が続く。しかし、大事な初戦を落としてしまう。がけっぷちに追い込まれたが、第2戦以降は粘り強い試合運びで接戦をものにし、慶大に連勝。通算成績を7勝3敗、勝点3とした。 第1戦
(慶)長田 ― 栗林 (法)土居、松本祥、亀川、山本隆 ― 浅井 法大先発の土居はいきなり立ち上がりを攻められ、慶大の栗林・北川に適時打を許して3点を失うと、3回には再び栗林にソロ本塁打を浴びてしまい、この回で降板。序盤から主導権を奪われてしまう。一方、法大打線は慶大先発の長田を打ちあぐみ、8回に2点を返すのが精一杯。結局このまま慶大が逃げ切り勝ちを収め、法大は大事な初戦をものにすることができなかった。
山中監督「大きなゲームを落としてしまった。初回の3失点は慶大の狙いどおりでしょう。土居を攻略するための作戦を徹底してやってきた。それに比べて、うちは長田に対して狙い球を絞れずに簡単に追い込まれ、最後は難しいボールに手を出してしまう。バッティング練習をやらせたら日本一だろうが、練習と試合の球は違う。その辺りを考えなければならない。 第2戦
(法)奈須 ― 浅井 (慶)木下、清見、高久 ― 栗林 法大は初回、1死三塁から多井が右中間に適時二塁打を放って先制すると、2回には清水の犠飛で加点。5回にも1点を奪い3−0とした。法大先発の奈須はスピード・コントロール共に抜群で、5回まで慶大打線を無安打無得点に抑えていた。しかし、6回に初安打を許し、7回には三木にソロ本塁打を浴びる。さらに9回は2死二・三塁と一打同点のピンチを迎えるが、何とか踏ん張って、法大に勝利をもたらした。
山中監督 「今日は奈須がよくやってくれた。打線はまだ上向きとは言えない。(不振で6番に降格の)後藤を外すことは考えていない。得点をあげるためにはどうすればいいか考えて打順を組んでいる。(立大に連敗した)早大が勝点を落とし、うちにもチャンスが巡ってきたので明日も勝ちたい。」 奈須投手(自身初の完投勝利) 「今日は今までで1番調子がよかった。ストレートも走っていたし(自己最多の141kmを記録)、コントロールもよかった。無安打無得点はまったく意識していなかった。1人1人アウトをとっていくことだけを考え、絶対に点をやらないつもりで投げた。今日の投球は大きな自信になった。」 多井外野手(先制の適時打を放つ) 「チャンスだったので打てないとまずいと思った。調子はいいですよ。明日も頑張ります。」 後藤内野手 「(2回の二塁打について)打球がたまたまイレギュラーしただけ。調子は良くない。体が開いていてボールが見えなくなっている。 田中主将 「勝ってほんとによかった(安どの表情)。最終回のピンチは相当緊張した。何を言っていたか覚えていない。全然余裕がなかった。 第3戦
(慶)長田 ― 栗林 (法)土居、奈須 ― 浅井 両校とも第1戦と同じ先発投手で臨んだ第3戦は、法大が2回に左打者の長崎と金井の連続適時打で2点を先制。その後両チームとも1点を取り合う。1−3と法大リードで迎えた8回、ここまで好投を続けてきた土居がついに慶大打線に捕まり同点に追いつかれてしまう。
山中監督 「土居から奈須への交代は少し遅かった。もう少し早い段階で代えるべきだった。 河野外野手(見事なサヨナラ打を放つ) 「打った球はストレート。監督の指示通りに打つことができた。とにかくチームに貢献できてうれしい。(次週の決戦に向けて)ムードはよくなっている。チーム全体で勝つという気持ちを強く持って、一丸になって勝ちにいきたい。」 清水内野手 「(7回の三塁打)とにかく塁に出てチャンスを作りたかった。最近結果が出ていないので結果を出したかった。 土居投手 「今は調子はよくない。でもチームが優勝できるように貢献したい。」 田中主将 「今日のムードは、どんな場面でも浮き沈みがなかった。だから同点に追いつかれても沈まなかったし、そこがよかった。 明大二回戦 優勝争いへ!打撃爆発で勝ち点2第一戦とはうってかわって法大打線が7長打を含む10安打で快勝。明大に連勝で勝ち点2、今季の成績は5勝2敗となり2位タイに浮上した。 第二戦
(法)亀川、奈須 ― 浅井 (明)一場、長尾、池田 ― 高倉 法大は初回、明大先発・一場を攻め、一死二塁から清水の左翼本塁打で2点を先制。1点差にされた直後の5回には河野の本塁打と浅井、後藤の連続適時二塁打で3点を奪って明大を突き放した。
清水内野手(1回、先制の2点本塁打)「(打った球は)カーブだと思う。最近(本塁打が)出ていなかったのですごく嬉しい。(3番という打順について)打順は関係ない。どの打順でも頑張るだけです。次の慶応戦は同期の選手もいるし、後輩も入ったので特別な思い入れがある。とにかく負けられない」 奈須投手(4回、二死満塁から登板し好リリーフ)「調子はあまりよくなかったが、コントロールに気をつけて気持ちで投げた。これからも負けられないので、チームに貢献できるように頑張りたい」 田中主将「(10安打5得点について)久々に打線がつながった。昨日打てなかったのは精神的なものが大きかった。監督、助監督、コーチに散々言われ、それぞれ反省を生かして今日に臨んだ。 山中監督「(5試合ぶりの2ケタ安打について)打線がよく打ってくれた。清水は練習でも調子が上がってきていたので3番に置いた。今日は調子の悪い奈須を立て直すためにリリーフで起用することにしていたので、先発を誰にするか迷っていた。亀川が中盤まで踏ん張ってくれればと思っていた。
明大一回戦 省エネ野球で先勝前節早大戦で勝ち点を落とし、もう負けられない状況で迎えた対明大の1回戦。中盤まで4点のリードを奪われる苦しい展開だったが、相手の守備の乱れに乗じて逆転し、3人の投手リレーで明大の反撃を何とかしのぎ、初戦をものにした。 第一戦
(明)池田、長尾 ― 高倉 (法)土居、松本祥、奈須 ― 浅井 法大は先発土居が中盤までに4点を奪われ、苦しい展開に。しかし、5回に法大は明大先発の池田を攻め、無死満塁から清水の適時打などで2点返すと、7回には再び無死満塁から押し出しと、河野の2点適時二塁打で3点を奪い逆転に成功した。
清水内野手(3試合ぶりの安打が適時打)「(5回無死満塁の場面)結果を残したかったので思いっきりいこうと打席に入った。試合がなかった先週は早大戦で負けた理由(ボール打ち・バントの失敗)がはっきりしていたので、それを克服しようと練習していた。 河野外野手(逆転の2点適時二塁打を放つ)「打った球はスライダー。守備でミスをしていたので、それを取り返してやろうと思って打席に入った。調子うんぬんではなく、ボールにくらいついて思い切り振ることを心掛けている。明日も全員で勝ちたい。」 田中主将「今のチームは精神的に弱く、勝つための意志統一ができていない。早大戦終了後に成功率の低かったバントやエンドランの練習をしたが、取り組み方が甘いのか試合に直結した形で表れなかった。 山中監督「土居は今までの中では球が凄く走っていた。しかし、それだけに頼ってしまいカチンと本塁打を打たれる事もある。冷静になる事が必要。松本は中継ぎだからあの投球ができるのだろう。先発だとまだ不安がある。
早大戦 勝ち点逸す Vへ黄信号法大にとって2節目となる早大戦。法大は初戦こそ土居の粘投で勝利を収めたが、その後2連敗を喫し勝ち点を逸してしまい、春季リーグ連覇へ黄信号がともった。 第一戦
(法)土居 ― 浅井 (東)和田 ― 阿部慎 予想通り、試合は法大土居、早大和田の投げあいとなる。均衡を破ったのは早大。4番鳥谷に本塁打を許し、法大は一点を先制される。一方法大打線は和田に沈黙。しかし後半、コントロールを乱し始めた和田を攻め、7回四球で出た走者を、この日リーグ初出場の人見が適時打で返し同点に追いつく。さらに8回浅井の適時打で逆点。このリードをエース土居が守りきり、僅か3安打ではあったが少ないチャンスを生かした法大が勝利を収めた。
人見選手(リーグ戦初スタメン・初安打・初打点)「(7回2死二塁からの同点の右中間適時二塁打について)チャンスで回ってきたが硬くなっては居なかった。とにかくつないでやろうと来た球を無心でうった。和田投手から打てたのは嬉しい。 山中監督「2点取って勝つことは勝ったが和田(早大投手)を攻略したわけではない。抑えられているので満足してはいけない。連勝、2勝1敗、1勝2敗の違いを嫌というほどしっている選手達なので「必ず連勝しようと」声をかけた。1点差のゲームを勝てないとだめである。そのための条件は守り抜く野球である。
第二戦
(東)江尻 ― 東、阿部慎 (法)奈須 ― 浅井 法大は初回2点を浅井の適時打で2点を先制するものの、その後打線が続かず早大投手江尻を打ち崩せない。昨年からの課題である2戦目のマウンドに立ったのは東大戦に続いて奈須。奈須は好投を見せたが4回早大に同点に追いつかれ、マウンドを降りた。しかしあとを受けた亀川が7回に崩れリードを奪われてしまう。
法大と早大を比べた時、早大は、「何とかしよう」という気持ちが強かった。法大もそういう気持ちがなかったわけではないのだが、その点で負けていた。」 第三戦
(法)土居 ― 浅井 (東)和田 ― 阿部慎 第一戦に続き土居、和田両エースの投げあいとなった。
(来週の明大戦に向けて)打撃も精神面も立て直してきます。」
六大学野球 東大に連勝!Vへ好スタート先週開幕した東京六大学野球。第一週に試合の無かった法大は今週東大との初戦を迎えた。
第一戦
(東)浅岡、中河原、竹本、越智 ― 長嶋、河原 (法)土居、山本隆、松本祥 ― 浅井、北川 法大の開幕マウンドを守るのは、大方の予想どうり昨年春秋連続ベストナインを獲得したエース土居龍太郎(営3) 。土居は140kmを超えるストレートに、得意のスライダー、カーブを交えたピッチングで東大打線に付け入るスキを与えない。東大打線を6回、1安打に抑えた。 コメント 土居投手「(今日のピッチングは)いつも通り。まっすぐでどれだけ押せるか確認のため、今日は変化球よりもまっすぐを中心に投げた。米国や台湾の遠征は調子が悪かったが、今日は収穫があって良かった。 後藤三塁手「今日の自分に点数をつけると60点。調子が良くなかった。いつもの前に突っ込む癖が出て、ボールが上に上がらない。。その中でもヒットが打てたことを踏まえて60点。 多井左翼手「(初打席でホームラン)打った感触は良かった。今季からポジションが高校時代に守っていた外野に戻って、結果的に良かったと思う。 田中主将「(自身初のスタメン出場)調子はよかったし、プレッシャーとかは特になく、普段どおりプレーできた。チーム全体としてはいい内容のスタートを切れたと思う。ミスが何度かあったが、積極的にプレーした結果なので気にしていない。明日もミスを恐れず果敢にいきたい。」 第2戦
(法)奈須、亀川 ― 浅井 (東)加治佐、浅岡 ― 長嶋、河原 今季優勝を目指す上で非常に重要となる第2戦。注目の先発は奈須耕一(法3)が務めた。奈須は7回を2安打2失点(自責0)と好投。昨季からの課題となっていた2本目の柱に大きくアピールした。 コメント 山中監督「早大戦(来週の28日と29日)が大きな山である。そのために良い形で入っていきたい東大戦であった。東大以外は力は同じであるから。その前に勢いをつけたい。 2001春季リーグ日程 初戦は東大
松坂弟法大へ!法大野球部は12日、スポーツ推薦入試合格者13名を発表した。その中には、西武ライオンズ・松坂大輔投手の実弟、恭平投手も含まれている。彼らの一日も早い活躍を期待したい。≪投手≫ ≪捕手≫ ≪内野手≫ ≪外野手≫ ○は甲子園経験者
新主将に田中!6日、法大は2001年度の役員を発表した。主 将田中 公浩(法3) 副 将清水 昭秀(文3) 北原 直也(営3) マネジャー大塚 健児(法3)
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