Iリーグ前期、 ここまで2勝1敗の法大。ゲームは、試合開始早々に動いた。前半7分、増田の絶好のCKから、前試合も得点を決め、調子を上げてきている川村が落ち着いてゴールを決め先制。互いにこれといったチャンスが作れず、膠着状態が続いたまま前半は終了。
後半は東海大に攻め込まれる場面が多く見られたが、GK山田の好セーブで1−0と逃げ切った。課題はたくさんあるが、増田のまさに、吸い込まれそうなCKからは、幾度もチャンスが生まれ、工藤、渡辺(泰)は攻撃の起点となり、長沼のボールに対する執着心は輝くものがあった。照井監督の言葉にあるように、決定機を外さない、決定機に決められる、その強さが加われば、さらに、イレブンは成長を遂げていくだろう。
前期、残り2試合。このまま“勝ち”だけを求めて突き進んで欲しい。
◇コメント◇
・照井博康監督 |
「チーム状態はあまり良くない。3勝1敗と、好調に見えるけど今日は決定機を外しすぎた。個人個人でレベルアップをはかって欲しい」 |
・FW川村隼介 |
「1点とることができてよかったです。コンディションは本調子ではないけれど、4月の時よりは、徐々には上がってきている。(ユースの時と比べて)大学サッカーは、練習がきついですね。ユースは、個人個人っていう感じだったけれど、大学はみんなでいっしょに高めていく感じ。今の自分の目標は得点を決めることと、リーグ戦に出ることです」 |