◆10・16 第81回競走箱根間往復大学駅伝予選会(国営昭和記念公園) ▼順位 3位明大 ※この結果、箱根駅伝出場が決定 第81回東京箱根間往復大学駅伝予選会が国営昭和記念公園で行われ、本学は堂々の3位で予選会突破を果たした。 本学の本戦出場は第67回大会(91年)以来で、14年間続いた苦闘の歴史に遂にピリオドが打たれた。 久しく箱根路から遠ざかっている本学は、今年の予選会の前評判も決して高くはなかった。しかし選抜メンバーによる 厳しい夏合宿を経験した選手たちは、予選会直前に行われた10マイル走で好記録をマーク。”やってきたことは間違いじゃない”。その自負が予選会突破のムードを一気に高めた。 そして予選会当日、天候は曇り。気温13度、湿度83%はランナーにとって絶好のコンディション。レースはハイペースで展開された。そんな中、先頭集団でレースを運ぶのは幸田主将(政経3)、池邉、岡本(政経2)の3人。その他の選手は集団走で各自の役割を果たすことを課せられた。 スタートからの快走は続く。10km地点で、最も早く10人通過したのは明治だった。観衆から驚嘆の声が上がる。しかし15km地点、それまでチームトップを走っていた幸田主将の足が悲鳴を上げる。集団で走っていた選手たちもバラバラになり、己との戦いを強いられる。それでも“箱根に行きたい”。歯を食いしばる幸田主将。一人でも多く抜き、1秒でも早くゴールへ。チームの思いは一つ。最後まで強い意志を忘れなかった男達は、次々に20kmのゴール地点へ飛び込んでいった。 レース後、各報道陣は一斉に明治陣営を取り囲む。結果発表を前にして、会場にいる誰もが確信めいたものを感じていた。そして――。 「第3位、明治大学」。 この正式発表の瞬間、本学14年ぶりの箱根路復帰が決まった。カメラのフラッシュをいっぱいに浴びる中、もみくちゃになって抱き合う選手、関係者達。歓喜の渦は最高潮に達した。「憧れが現実になってめっちゃうれしい。まるで夢みたい…」(幸田主将)。 いや、決して夢ではない。3位という結果がゆるぎない彼らの実力を、そして懸けた思いの強さを物語っていた。そして14年の長き時を経て、05年1月2日。紫紺のランナー達は箱根路で古豪復活ののろしを上げる。 ●関連情報 幸田主将手記…夢にまで見た舞台へ