2002年 春季リーグ               


早大、優勝に王手!!

六大学リーグ戦順位表(第6週終了)
大学 試合 勝ち点 勝利 敗北 勝率
早大 10 .777
明大 .666
慶大 10 .500
立大 11 .500
法大 10 .444
東大 .000

                ※東大の最下位は決定


 早大がついに単独首位にたった。第6週終了現在、優勝の可能性があるのは
早・明・慶の3校のみ。早大優勝のパターンは以下の通りである。


    (第7週 法vs明)                         早慶戦
     明大が勝ち点 ―――――――――――→勝ち点奪取で早大優勝!!
     法大が勝ち点 ―――――――――――→1勝でもすれば早大優勝!!
                                 (2連敗だと慶大とプレーオフ)
  いずれの場合にせよ、早慶戦次第で優勝が決まる。

  東京六大学リーグ戦最終週、早慶戦は6月1日、2日。ぜひ、皆で神宮球場へ足を運ぼう。
そして、早大の6季ぶりの優勝の瞬間を、この目で見届けるべく応援しよう!!

 




第四週:早大ー明大

連勝で勝ち点、ついに首位!

▽早大ー明大二回戦(5月19日:神宮球場)
A早大2勝
 明 大   1
 早 大 ×  3 

早大:越智大-○清水-和田
明大:●牛田-岡本

◆戦評

 早大は1回裏、二塁打で出塁した田中を青木が犠打で送り、鳥谷の内野ゴロの間に1点 先制。先発・越智大は2回に宮沢、田中嗣の連続安打で同点にされる。4回、得点圏 にランナーを進められたところで清水が登板。1球目の暴投でピンチを広げるが、何 とか抑えて0点で切り抜けた。5回裏にランナー2塁から田中の二塁打で早大が1点 勝ち越し。7回にもルーキー・山田の適時打で1点取ると、8回から和田が登板し、 最後の打者を三振に切ってとり、明大から2連勝で勝ち点を挙げた。
◆コメント
●野村徹監督
:(今日はナイスゲーム)いい試合だった。清水がよく踏ん張ってくれた(勝敗のポイントは)今日は守備がよかった。一歩間違えれば流れは変わっていた(優勝が近づく試合)今までそういうことは考えていなかった。勢いのある明治を止めることだけ(チームのムードは)選手が勢いをもってくれるようになってきた(優勝をかけて早慶戦)お客さんに入ってほしい。その中で選手は最高のパフォーマンスをしてくれるはず。コンディションを整えて好調な長田から点を取りたい
●和田毅
「(リリーフは)後を考えないで投げられる。(最後の三振は)自分の信じている まっすぐをアウトローに投げた。優勝するのはうちしかないと思っている」
清水大輔
調子は良い方でした。(4回の暴投)緊張しました。でも、後ろ側打算だったし、守りが良くて助けられてラッキーでした。(6回ピンチのときの打ち取りの三振は)狙っていたわけじゃないんですけど、打たれたら仕方ないって、思いっきり投げました。(監督からは)まだ自分は何も言われていないんですけど、記者さんとかには良いって言ってくれたみたいですね。
●比嘉寿光
(優勝に近づき、チームものっていけますね)はい!優勝しかないっすね!
●伊藤貴樹
(二打席めにクリーンヒット)前日にOBの方からバットの構えなどのアドバイスを受けた。リラックスして打席には入れたのがよかった。
●青木宜親
(試合振り返って)かててよかった。田中が二塁にいた時にヒットうちたかった。(早慶戦は)観客が多いからきもちが高まり易い。足を観てほしい。どんな場面でもすきがあれば走ります。調子は悪くない。




ルーキー武内2打点大活躍!

▽早大ー明大一回戦(5月18日:神宮球場)
リーグ戦初本塁打の武内
@早大1勝
 早 大   2
 明 大  0 

早大:○和田
明大:●一場


本塁打:武内1号(ソロ−一場)
◆戦評

 早大が天王山の第一試合を制した。二回表、先頭打者の武内は明大エース・一場から右翼へ完璧なあたりの本塁打を放ち、先制。六回にも、内野安打で出塁した比嘉が、武内の右超え二塁打で生還。一方の先発・和田は5回までに11奪三振を奪うなど、見事な立ち上がり。6回には一死満塁のピンチを招くも、二者連続空振り三振に切ってとる。また、9回裏には一死2,3塁のサヨナラのピンチ。ここは右飛−本塁走塁死の併殺に討ち取り、ゲームセット。16奪三振、要所を締めた投球を見せた和田は、今季3勝目。江川卓(法大)のもつ奪三振記録へもあと60と迫ってきた。
◆コメント
越智良平主将
(今日の試合を振り返って)これしかない!理想的な勝ち方だった。(明日へ向けて)2戦で決めます!
●和田毅
「(スライダーを多投しました?)明治は左(バッター)が多いので。(ピンチの場面では)点をやらないようにと」
●鳥谷敬
(最終回のピンチ)和田さんが抑えてくれると思った。ドキドキしませんでした。
比嘉寿光
(どのような気持で試合に臨んだ?)今日勝てば乗れると思ったから、決勝戦の勢いで臨みました。(一場の印象)序盤はキレがあって、変化球がよく、よいピッチャーだと思う。(6回裏早大の守備が少し乱れたが)そうですね、雨で濡れていたって言うのもあって。何回かピンチはあったけれど、なんとか粘ったしよいゲームだったと思う。(リーグ戦ももうすぐ終盤だが、チームのまとまり具合は?)シーズン入りは良かったが、途中から少し悪くなった。でも、ここでまたキャプテンを中心にまとまってきたし、いい感じだと思う。
●青木宜親
(大活躍の2週間後だが)気をぬかずにいつも通りやってきた。(手首の怪我は)だいぶよくなった。まだ少し痛いが、バットはしっかり握れる。(今日はどんな気持で臨んだ?)思いっきり振ろうかな、と。(1打席目の安打)リーグ戦で一番良かった。その後の2三振はいけない。粘らないと。(明日へ向けて)勝ちたい。自分の成績もだが、チームに貢献したい。
由田慎太郎
(2回表、武内の本塁打の直後の打席)変化球を狙っていたら、ストレートが2球続けてきて…気づいたら終わってた。
(9回裏、大ピンチでのライトフライの返球について)(本塁への中継に入った)田中に感謝。
武内晋一
(公式戦初HRについて)インサイドの真っ直ぐ。少しこすったので「入るかな?」と思っていた。嬉しいです。(明日にむけて)2連勝するしかないんで、またチャンスで回ってきた時は打ちたい。
●伊藤貴樹
(一場は力のあるいいボールを投げていた。初球の変化球にタイミングが合わなかった。(8回表ヘッドスライディング及ばず併殺)空回りでしたね(苦笑)
●田中浩康
(最後のバックホーム)普通です。でも神様のおかげかな?(明日は)打率ではもう勝負できないんでデカイの打ちますよ



第三週:早大ー東大
19安打19得点で圧勝!!勝ち点奪う

青木、一試合6得点六大学新記録達成
          1試合チーム三塁打5本も六大学タイ記録!

▽早大ー東大二回戦(5月5日:神宮球場)
A早大二勝
 早 大  2 2 7 1 1 3 2 1 0  19
 東 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 

早大:○越智大−佐竹−吉井−清水
東大:●浅岡−加治佐−近藤−小山−山下


本塁打:比嘉二号(三点−加治佐)
◆戦評

 早大打線が大爆発。一回、伊藤の内野安打の間に先制したのを皮切りに、三回には二試合連続となる比嘉の三点本塁打を含む打者一巡の猛攻、その後も先発全員安打で着実に加点。中でも圧巻は二番・青木。3塁打2本を含む5打数5安打で、東京六大学新記録となる6得点を達成した。また、その他にも鳥谷(2本)、比嘉(1本)の計5本の三塁打が出たが、これは東京六大学タイ記録。投げては四人の投手が東大打線に三塁を踏ませぬ完封リレー。完勝で、勝ち点をあげ、優勝争いに踏みとどまった。
◆コメント
越智良平主将

(打撃面について)青木、比嘉が普段どおりの働きをしてくれれば、これだけの点が入る事が分かった。
●比嘉寿光
(三回の本塁打)打ったのはまっすぐ。(青木6得点)二番打者がああしてたくさん出てくれていると、自分のところにチャンスで回ってくる回数が多くなる。今日みたいに自分が打って打線がつながれば、これだけ点が入るわけだから、明大戦でも打って勝ちたい。
●青木宜親
(すごかったですね)いや、もうはじめてですね。(6得点は六大学新記録ですが)らしいですね。知らなくて。記者の方に聞いてびっくりしたんですけど。

●島原壮太郎
(試合の感想)長かったです。(点差が開いた試合でしたが)ピッチャーとかいろいろ試せました。(3案打打ちましたが)全部ラッキーです。


和田毅18奪三振、比嘉本塁打!!

▽早大ー東大一回戦(5月4日:神宮球場)
@早大一勝
 東 大  0 0 0 0 0 0 0 0 0  0
 早 大 0 0 0 0 1 0 0 3 ×  4 

早大:○和田毅
東大:●松家


本塁打:比嘉一号(ソロ−松家)
◆戦評

 先発・和田毅は一回から7者連続奪三振。9回を投げて3本安打を打たれるも、自己新記録となる18奪三振。東大打線に全く付け入る隙を与えなかった。一方早大打線は、三回には青木・鳥谷の連続内野安打などで好機を作るも、後続が倒れ得点を挙げることができない。だが、五回、四番・比嘉のバックスクリーンへの特大本塁打でようやく先制。八回にも鳥谷の適時二塁打、比嘉の適時三塁打などで三点を追加し、東大を下した。
◆コメント
越智良平主将

(今日の試合を振り返って)比嘉の一発がなかったらぞっとする。予想以上に松家がよかった。どんなかたちにせよ一点が欲しかったので、本当に良かった。
●和田毅
(18奪三振)とくに意識していたわけではないけれど、18個というのは初めてだったのでビックリしている。
●比嘉寿光
(本塁打・適時打、復調のきっかけはつかめた?)そうですね、ちょっとずつ運も向いてきたみたいです。(チームの調子)そんなに良くも悪くも無いです。バッティングは、切れが無く、おぼつかない感じです。

●田中浩康
(松家について)あいつにだけは抑えられたくないんで、次は打ちます。

●青木宜親
法大戦後は手首のけが(法大2回戦の死球)をよくするのに専念してきた。まだ痛くて気になり、バットをしっかり握れない。今日は、早く点とろう!塁にでる!という気持ちで臨んだ。セーフティバントは自分の判断。きまってよかった。(今日のバッティング全体としては)けがが響いてるので何ともいえない。松家はいい感じだった。いいボールなげてた。(明日に向けて)打ちたいです。

                               ※東大戦は都合で写真がアップできません。申し訳ありません








第二週:早大ー法大

痛恨の黒星、勝ち点落とす!!

▽早大ー法大四回戦(4月30日:神宮球場)
C早大一勝二敗一分
 法 大  2 0 0 0 0 1 0 1 0  4
 早 大 1 0 0 0 0 0 0 0 0  1 

早大:●和田毅−越智大
法大:○土居


本塁打:澤村(ソロ−和田)
     河野(ソロー和田)
◆戦評

 先発・和田は初回、法大の二番・澤村、三番・河野にまさかの連続本塁打を浴び、先制を許す。早大も一回裏、鳥谷の適時打で一点を返すものの、連投となった法大先発・土居の前に二回以降は完全に沈黙。八回まで七回連続して三者凡退に押さえ込まれる。一方の法大は上位打線が絶好調。六回、八回に追加点を許す。九回裏、早大は田中・鳥谷の安打などで1死2、3塁という同点、サヨナラの絶好の好機を迎えるも続く四番・比嘉、五番・伊藤貴が連続空振り三振に倒れ、試合終了。全くいいところの見られなかった早大は、優勝へ向けて痛い勝ち点を落とした。
◆コメント
野村徹監督
1戦目引き分けたのが大きかった。あれが(勝ち点を落とした)全てでしょう。(五回表のバント処理について)あれはずっと練習してきたプレー。絶対タッチしていた。
越智良平主将

(五回表の抗議のときは)どうなるかわからないけれど、落ち着いていこう、と話していた。(勝ち点落として)やはりチームの試合後の雰囲気は沈んでいるけれど、まだ終わったわけではないのでやるべきことをやれば結果はついてくるという気持ちで行く。みんな疲れているので、東大戦までにしっかり立て直していきたい。
和田毅

「(一回の二者連続の本塁打)完ぺきに捉えられた。(今日のピッチングについて)スピードも出てない、伸びもない。」
田中浩康
負けたのが痛いです。もう少し打てたと思います。和田さんを援護したかったです。(土居について)同じピッチャーに3回もやられていてはだめですね。
青木宜親
(九回裏、無死1塁の場面での送りバント、サイン?)いや、自分の判断です。
●鳥谷敬
(土居の先発について)別に驚かなかった。今日もそんなに良くないと思っていたが…(走者いない場面で2回大飛球)大きいのを狙っていました。
●比嘉寿光
(九回裏、好機の場面に空振り三振)ああいうチャンスで回ってくるのが4番だとおもうので、どうしても打ちたかったんですが…(ここまで打率.125)これまでどうしようもない位打てていないので何とかしなくてはいけない。(東大戦までに修正すべき事)何より「気持ち」がきれないようにする事。ピッチャーが頑張っているので、それに負けないように持っていかないといけないです。
由田慎太郎

(なぜ打てなかった?)分からない…技術の差というか、土居が上だったという事でしょう。





今季初黒星、勝負の行方は四回戦へ

▽早大ー法大三回戦(4月29日:神宮球場)
神宮初登板の佐竹
B早大一勝一敗一分
 早 大  1 0 0 0 1 0 0 1 0  3
 法 大 0 2 0 1 0 1 0 0 ×  4 

法大:○土居
早大:●佐竹−越智大−清水−川口
◆戦評

 先発が予想された和田は、疲労のため登板回避。早大は投手4人をつぎ込む苦しい展開になった。先発は、神宮発登板になる佐竹。一回、早大は伊藤貴の適時打で一点を奪うも、二回には法大・佐々木、澤村の連続適時打であっさり逆転を許す。法大先発・土居は今日は四死球が目立ち、また相手の失策などもあり、早大は何度も好機を作るが、なかなか生かすことができない。五回には青木の適時打、八回には島原の適時打でそれぞれ一点ずつかえすものの、あと一本が出ない。九回表の2死1,2塁の好機も、代打東山が空振り三振で万事休す。優勝の行方を占う大事な大一番は、明日の第四戦に持ち越しになった。

◆コメント
野村徹監督
「和田は疲れているようで、ベストではないので登板をさけた。昨日の段階では和田で行くつもりだった。佐竹の登板は今朝決めた。土居は打とうと思って打てる投手ではないが、今日の負けが、収穫になってくれるのではないか。」(7回表の浅いフライでのアウトの場面について)「後がクリーンアップだっただけに、本来ならば自重するべき場面だった。しかし、3塁コーチャーを責めるつもりはない」
越智良平主将
(四回表に追加点を許したあと、なんと言ったのか)昨日は早大が前半押して、あとから法大が巻き返したように、今日はその逆で後半に絶対にチャンスがくるから、我慢してやっていこう。
田中浩康
ヒットを打ちたかったです。土居にやられたってかんじです。(明日)がんばります。
比嘉寿光
(今日は何度か好機で回ってくるも安打出ず。四番のプレッシャーは?)そういうのは特にはないです。でも(打てなくて)みんなに申し訳なくて…あしたは打って勝ちます。
鳥谷敬
(土居は一昨日の投球に比べて)コントロールが悪かった。厳しいところもついてこなかった。でも、要所でよいボールを投げていた。
島原壮太郎

(負けた事について)自分は完全に負けたという感じはしない。チームの雰囲気は悪くないし、明日につながる試合になった。そういう意味では良い試合だった。
青木宜親
(連日の死球)デッドボールと相性いいみたいです。(ボールに)当たるくらいの方が気合が入っていいです。(二塁打)打ってやろうと思って思い切り打ったら、たまたま二塁打になった。久しぶりのクリーンヒットで嬉しかった。(GWは試合一色?)今日は勝って明日はオフかと思っていたんですけど(笑)東大戦もすぐだし…がんばります!
伊藤貴樹

(今日三安打)この前抑えられていたので、その経験を生かして。




二回戦、快勝!!

▽早大ー法大二回戦(4月28日:神宮球場)

神宮初勝利の先発・越智大
A早大一勝一分
 法 大  0 0 0 0 2 0 0 0 0  0
 早 大 1 1 3 0 0 0 0 0 0  0 

早大:○越智大−清水ー和田毅
法大:●岩浅−亀川−中野−猪子
◆戦評

 早大が序盤で勝負を決め、大事な第2戦を白星で飾った。一回、田中が中前安打で出塁すると、法大・岩浅の死四球などで先制。二回には鳥谷の犠飛、三回には由田の中越え二塁打、田中の三塁打などで計5点を奪う。投げる先発・越智大は立ち上がりから落ち着いた投球。五回、澤村、河野に連打を浴び、二点を失うなどして降板したものの、代わった清水、和田毅も危なげない投球で逃げ切った。

◆コメント
野村徹監督
(今日の勝利の意味)明日だね。頭の中はもう明日の事。切り替えている。(先発の越智大について)力投だったね。打線が相手のすきを付いて、先に点をとってやれたのが大きかった。
●越智良平主将
 (昨日の試合後、寮に帰ってからはどのような時間の過ごし方を?
昨日のような試合の後はごちゃごちゃ言っても効果が無いので、皆早く寝た。僕だけは夜遅くまで起きていました(笑)
●和田毅
(学生席からのあと一球コールは)うれしいですね。頑張って連勝したい
●田中浩康
(この日四安打)ようやく開幕したって感じです。関係ないところでばかりで打ってて、いいところで打てていないのでまだまだこれからです、(明日へ向けて)明日打たないと意味が無いのでがんばります。
●由田慎太郎
今日の勝ちは大きいと思う。明日は、和田さんと土居投手だと思うが、昨日和田さんを援護できなかったので、明日は援護したい。
伊藤貴樹
(第二打席、得点のきっかけになるセンターオーバーの二塁打)いつも外野手の前に運ぶようなバッティングをこころがけているので、自分としては珍しいあたりでした(笑)




対法政大学戦、21年ぶり引き分け

▽早大ー法大一回戦(4月27日:神宮球場)

17奪三振と好投を見せた和田
@規定により12回引き分け
 早 大  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 
 法 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0

早大:和田-島原
法大:土居-新里
◆戦評

 一回戦は両エースの意地のぶつかり合いになった。早大先発・和田はボールが先行することが多かったものの、要所を締めたバランスの良い投球で六大学一のパワーを誇る法大打線を12回四安打、17奪三振ときっちり押さえ込む。しかし、一方の早大打線は、好投を続ける法大先発・土居を捕らえることができない。四死球・相手の失策などが絡み、好機を作るも打線がつながらず生かせなかった。結局、12回連盟規定により引き分け。勝負は第二戦以降に持ち越しとなった。

◆早スポ記者の目から
 とにかく好投手を打ち崩す事ができない早大打線。今日も法政・土居の前に散発・5安打と沈黙した。打線の中心となる三番・鳥谷、四番・比嘉のバットが湿っているのが痛い。後に続く五番・伊藤貴、六番・武内が比較的当たっているだけに、この2人が本来の打撃をする事ができれば、早稲田の得点力は飛躍的に向上するはずである。
 和田は今日も四安打、17奪三振で完封。ここまで三試合を投げて、依然として防御率は0点のままと、安定した投球を見せている。打撃陣も、点を取る事で和田の好投に報いたい。
◆コメント
●野村徹監督
土居くんがいいのはわかっていたことだった。少ないチャンスをものにしなくてはいけないことはわかっていた。バッターはそこを反省して次の試合に臨んで欲しい。和田は前半力が入り過ぎていた。延長に入ってからは、良いフォームで投げていた。
●越智良平主将
(延長に入った10回表には円陣でなんと皆に声をかけたのか?)「和田の好投がもったいないから1点取ろう、とにかく1点取ろう!」
●和田毅

(今日は立ち上がり調子が悪かったようですが…)よくなかったです。だましだましという感じでした。
●伊藤貴樹
(土居打ち崩せず)低い球の見極めができず、自分のペースが狂ってしまった。甘い球もあったんだけど…
●比嘉寿光
(土居の調子は)スライダーがよかった。(明日へ向けて)今日は守備で粘って守れて負けなかったのが良かった。明日は打って勝ちます。
●鳥谷敬
今日は和田さんがいいピッチングをしていたので、どうしても勝ちたかったんです。
●由田慎太郎
(引き分け)和田さんに申し訳ない。(土居との次の対戦の対策は?)思い切って振る事。四球は無いし、スライダーがあるから、積極的に行く。
●島原壮太郎
(法大・普久原は桐蔭学園高時代の同級生)普久原も調子が悪いといっていたし、和田さんの調子も良かったから、今日は打たれる気がしなかったです。
●武内晋一
(法大の佐々木選手は智弁和歌山高の先輩で、何かお話もされていたようですが?)あまり話しはできなかったけど、自分がヒットを打った時、攻守交代の時に「ナイスバッティング」と言ってもらいました。
土居投手の印象は、ピンチの時にきっちりしたコースに投げてくる投手です



第一週:早大ー立大

早大連勝!!勝ち点1

▽早大ー立大二回戦(4月14日 神宮球場)

六大学初先発の越智大

A早大2勝
立 大
0
0
0
0
1
0
0
3
早 大
0
0
0
4
3
0
×
9

越智良−○清水(一勝)−和田毅
速水−●小林(一敗)−上重−田中−三村

本塁打 福井(一号)
◆戦評


 先発・越智大は公式戦初登板初先発。1回表、先頭打者に初球を本塁打されたが、その後は落ち着いて危なげないピッチングを披露。越智大の後を受けた清水は、5回表に1点を失うが、その裏、武内の2点タイムリー二塁打などで4点入れて逆転。清水は7回表に一死一、二塁のピンチを作って降板するが、後を受けたエース・和田が二者三振で切り抜けた。その裏に相手のエラーもあって、3点を奪う。最後は和田の三振で試合を締めた。
◆コメント

野村徹監督
 (思い通りの展開だったのでは?)今日はいいところで点が入って、なかなかよかった。
 (越智の先発はいつ決めた?また越智については?)昨夜決めた。先頭打者のHRは仕方がなかった。初登板だったし・・・。しかし、その後調子を取り戻してなげたので、いい勉強になったのでは。(鳥谷が復調)3本ですか・・・後は比嘉かな。
越智良平主将
(立大に勝ち越された5回裏の攻撃前にエンジンを組んで何を言ったのか)前半、あれだけチャンスをつぶしていれば点が入らないのもあたりまえだ!普段通りやれば点は入るから。腹をくくれ!腹をくくってやれ!
越智大祐(先発)
(初の六大学)緊張しました。(初球HR)捕手の要求は外だったのですが、真ん中高めに入ってしまって、狙われてたみたいです。
和田毅
今日は飛ばしていった。(最後の三振は)狙った
比嘉寿光
(打撃)昨日から自分の打線不調だったが、今日は序盤中盤からだんだん出来てきた(3打席目、ようやくのヒット)地味なヒットでしたが、まぁOKかな、(笑)(守備)4年生が内野にいない分、自分や帖w)・・uヲ峯・ぢ・・uヲ峯・ぢ・・uヲ峯・ぢ暫・uゥら3年生で守備を強化したい。打線がこんな調子だし、守備の方で盛り上げたい(法大戦へ向けて)やはり4番だから自分がチャンス作っていかねばならない       
伊藤貴樹
今日はやはり二打席目。意味のない打席になってしまった。(1死1,2塁の場面で左飛)あそこは最低でもゴロを打って走者を送らないと…フライをあげている様じゃまだまだですね。
武内晋一
(第三打席、1−2で負けている場面、ノーアウトランナー1,2塁でライトへ二塁打。初打点を挙げる)チャンスでせっかく回ってきたので、自分で帰そうと思った。失投だったので、結構ラッキーでした。


和田完封で1勝目!

▽早大−立大 第一回戦 (4月13日 神宮球場)


力投する和田

早大1勝
早 大
0
0
0
0
0
0
0
0 1
1
立 大
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0

:和田 1勝  負:多田野 1敗
◆戦評
 早大・和田、立大・多田野の両エース対決は、期待通りの白熱した投手戦になった。和田は9回を投げて11奪三振、多田野は14奪三振と両者とも完璧な内容。一方で多田野の前に早大打撃陣は沈黙。9回にようやく伊藤貴の左前適時打で先制。結局これが決勝点になり、苦手・立大に先勝。
◆コメント

●野村徹監督
 (今日の試合を振り返って)相手が良い投手なので、競った展開になるだろうと思っていたが、その通りになった。和田が粘ったピッチングをしてくれた。今日はそれが勝因。
 (主軸の不振について)これがこれからの勝敗を分ける。ここが(調子が)上がってこないと早稲田も上を狙うのが厳しくなってくる。
越智良平主将
(今日勝った瞬間の主将としての率直な気持ちは?)ベンチに入ってない者の力もかなりあっての勝利なので、自身にとっても特別な喜びはあるが、ベンチ内外の部員全員で喜びたい。 
和田毅
(七回ツーアウト満塁のピンチの場面は)点を与えないようにと思って。(自分の役割としてはは)投げる日は負けないこと
伊藤貴樹
(4打数3安打。9回決勝タイムリー。)3安打はたまたま。積極的にバットを振っていったのがよかった。(9回の打席は)センター狙いだったのが詰まってああなった。“らしい”詰まりっぷりだったでしょう(w)! ! ! ! 丘梳梳梳タ側苳察・逅歯ァ実匸●比嘉寿光
今日はベンチワークの勝利。(4番)新チームになってからはずっと。最初はひどくプレッシャーを感じたが、最近になって平気になってきた。「自分が」というよりも、「次の選手につなげよう」という気持ちで、気楽に打てている。
由田慎太郎
(多田野投手の印象)やっぱりすごいです。普通の気持ちでは打てないので、攻めの気持ちで臨みました。(試合振り返って)良い試合でした。思いっきりやる事を心がけました。
 

春季リーグ戦日程  全試合 明治神宮野球場
4月 13日(土)  東大−慶大 立大−早大
14日(日)  早大−立大 慶大−東大
20日(土)  東大−法大 立大ー明大
21日(日)  明大ー立大 法大−東大
27日(土) 慶大−明大 早大ー法大
28日(日) 法大−早大 明大−慶大
5月
 4日(土)※  慶大−立大 東大ー早大
 5日(日)※ 早大−東大 立大−慶大
11日(土)  立大−法大 東大−明大
12日(日)  明大−東大 法大ー立大
18日(土) 慶大−法大 明大−早大
19日(日) 早大−明大 法大−慶大
25日(土)  明大ー法大 東大−立大
26日(日)  立大−東大 法大−明大
6月  1日(土)  慶大−早大
 2日(日)  早大−慶大

※ はプロ野球併用日

*頭文字校が先攻三塁側(早慶戦は早大一塁側)

*第一試合開始は12時、プロ併用日は11時。
早慶戦は13時開始。

*入場料は特別指定席券−¥1,300 特別内野席券−¥1,100

 一般内野席券−¥900 一般外野席券−¥700

 学生席−¥500





2002年 春季オープン戦
4月1日(月)対日産自動車 ●3−8
 
先発・佐竹は一回から制球が定まらない。四死球を連発した後、本塁打を≠ムるなどして4失点。三回にも自らが四球で出した走者に得点を許す。四回から代わった清水も四球で押し出し、六回から登板の越智大も連打を浴びるなどして、七回までに7失点。二番手投手不足という課題が改めて浮き彫りになった。八回からはエース・和田が登板。5者連続三振を奪うなど、格の違いを見せ付けるも、九回二死の場面で遊撃・鳥谷の失策がきっかけになり、1失点。
 また一方の打撃陣は、日産自動車投手陣の前に4安打と沈黙。四回には、四番・比嘉が打った瞬間にそれとわかる本塁打を放ち、2点を返すも、打線にはつながりが全く見られず、完敗。
投手陣・打撃陣ともに課題を突きつけられた試合となった。

3月17日(日)対亜細亜大学 ●4−6

 早稲田打線は13安打を放つも、打線のつながりがほとんど見られず、わずか4得点に終わった。一番・田中は好調でこの試合の出塁率は8割も、三番・鳥谷が全く良いところ無し。タイミングが合わず、五打数四三振。昨年春のような豪快な打撃の復活が待たれる。先発・川口はこの日も制球が悪く、三回までに5失点。しかし、四回から登板した清水(人3)は持ち球のカーブを生かした巧みな投球で、亜大打線を3安打、1失点に抑えた。だが、全体的に見て完敗。今後の修正が待たれる。

3月23日(土)対神奈川工大 ○11−4
 早大打線が大爆発。4回に九番・佐藤のランニング本塁打が飛び出すと、5回には三番・鳥谷、四番・比嘉、五番・伊藤の3連打、そして七番・由田の満塁本塁打などで11得点。久々に打線がつながった。一方で先発・中谷(一文・2)は一回に四連打を浴び、2失点。また、4回から代わった川口も5回には二連続で暴投するなど、要所の締まらない投球。投打の明暗が別れた。ここまでのオープン戦で、投打揃って良い出来の試合というものがなかなかない。開幕までのあと三週間弱でどれだけ高いレベルまで持っていけるかが課題になってくるであろう。

場所はすべて東伏見グランド。13時開始。
※社会人対抗戦のみ神宮球場。11時開始

日付       対戦相手

3月10日(日) 筑波大学
3月13日(水) 専修大学
3月16日(土) 國學院大学
3月17日(日) 亜細亜大学
3月19日(火) 青山学院大学
3月20日(水) 奈良産業大学
3月22日(金) 創価大学
3月23日(土) 神奈川工科大学
3月24日(日) 日本大学
3月26日(火) 駒澤大学
3月29日(金) 中央大学
4月 1日(月) 社会人対抗戦


3月10日(日)対筑波大学 ○4−1
早大は二回、六番・武内(人1)の左翼への大きな二塁打で先制。三回には一番・田中(社2)の三塁打、九回にはまた武内の右中間を破る二塁打などの長打を含む計9安打。しかし、打線につながりが見られず、残塁が目立った。相手の失策などで4得点を挙げたものの、今後の課題になろう。また、先発・川口(人2)は立ち上がりから制球が定まらず、四球を連発。一方で、九回に登板した越智(人1)は球を低めに集め、最終回をきっちり抑えて、和田(人4)に続く二番手争いに名乗りをあげた。

3月13日(水)対専修大学 ○5−4
今日は3人のピッチャーが登場。和田(人4)に次ぐ2番手投手になれるか。明暗が分かれた。先発は鎌田修平(法3)。コントロールが悪く、変化球が真ん中に集まったところを痛打された。2回には4本のヒットと2つの四死球で4失点。3回から6回までを投げた清水(人3)は、0点に抑えたが、球が高目に浮き、テンポの悪いピッチング。5四死球を与えたところに課題を残した。7回から9回は佐竹(人1)が登板。ストレート中心にカーブを混ぜたテンポのよいピッチングで、試合の流れをワセダに引き寄せた。守備は、内野の連係がうまくいかない場面が見られた。また捕手の島原(人2)は盗塁を2度許してしまった。今後どう修正していくか。打線は、なかなかつながらなかったが、由田(一文3)が4打数3安打1打点と好調。また昨年春の三冠王の鳥谷(人3)は9回にサヨナラ打を打つなど、勝負強いバッティングは健在。対照的だったのが、比嘉(社3)。4番に座りながら、4打数ノーヒット。苦手の変化球で攻められて、いいところなく終わった。貴重な長距離砲なだけに、何とか、4番らしい働きをしてもらいたいものである。

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